表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
3章 トリの住む町 チャンヌ編
45/288

温泉人

温泉に男三人(豚二匹)で入っていた。


ココミはベルさんの秘書と一緒に入っているらしい。初対面なのに、気まずくないのかな


サンク「これが温泉ってやつか」


ベスト「サンク、温泉入ったことないの?」


サンク「ああ。湯船にもろくにはいったことないな。いつもシャワーだし」


カジナ「シャワーだけじゃもったいないぞ。湯船は気持ちいんだからな」


サンク「ああ。そうだな。これからはシャワーだけじゃなく浴槽にも入るよ」


ベスト「...ていうか、ここ人すくないな」


カジナ「いや、ベルさんが貸し切りにしてくれたんだぞ」


ベスト「そ、そうなのか? 市長さすがだな...」


そんな話をしていると、サンクがあるものを発見した。


サンク「それって本当か? じゃああそこにいるでかいじいさんは誰だ?」


サンクはそう言い、こっそりその大男を指差した。


その男は2mほどで、体型は筋肉質。

髪型は白髪で、60歳前後に見える。


カジナ「え、ええ。あれ、きっと勝手に入ってるんじゃねえか? 注意しようぜ」


サンク「いや、べつにいてもいいけどな。でも確かに知らないままだとあれだから話しかけてはみるか」


そうしてサンクはその男に話しかけた。


サンク「あの、あなた。今この温泉、僕たちが貸しきってるんだが...」


大男「...。 あ、そうなのか? やけに人がすくないと思ったらそうなのか...ってお前は..!」


大男はサンクを見て驚いた様子だった。

知り合い多いなサンク。


サンク「ええ? 僕あなたのこと知らないですけど...」


いや、知り合いじゃないっぽい。

じゃあ誰なんだろうか


大男「と、取り乱してすまん。ちょっと話したいことがある。お前ら、聖者の泉って知ってるか?」


サンク「あ、明日行く予定」


大男「ほんとか! なら丁度良い! 明日泉にこい! 良いことを教えてあげるぞ!」


大男は嬉しそうにそう言いながら、湯船に潜っていった。

そして、気がつくといなくなっていた。


ベスト「な、なんだったんだ今のは...」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ