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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
3章 トリの住む町 チャンヌ編
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研究―悲劇

カツラとレイはいつも通り仕事や研究をしていた。


レイは学校をやめ、研究に没頭していた。


カツラ「レイ! ベスト達からメールじゃぞ!」


レイ「うそ! なんて書いてありますか?」


カツラ「サンクは人間じゃなかった...。ノトリノさんと先代が作り出した〈獣人〉の子供だった...!?」


レイ「ノトリノさんって、アルファの人ですよね?」


カツラ「ああ...。あやつめ、こんなことしておったのか...」


レイ「その、前のアルファの管理人ってどういう人だったんですか?」


カツラ「う~ん。一言で表すと、変人じゃな。よくわからんやつじゃ」


レイ「へえ...。ていうか、研究員帰ってくるの遅くないですか?」


クライアントβは、新たに研究員を何人か雇っていた。


カツラ「タイガがどうかしたのかのう...」


と、そこに、一人の研究員が慌ててやってきた。


研究員「たった今、タイガさんが亡くなりました!」


カツラ「なんじゃって!?」


レイ「どうしてだ!?」


研究員「見回りに行ったらぐったりしていて...。白目を向いていて、心臓が動いていませんでした...」


カツラ「くそ! なぜじゃ...!」


レイ「博士、見に行きましょう」


カツラ、レイが見たときには、すでにタイガの体からは異臭が放たれていた。


カツラ「これは、昨日の夜くらいに亡くなっとるのう...」


レイ「最後に確認したのは確か午後八時ですよ。その直後に意識を失ったのでしょうか?」


研究員「いえ、私が朝の四時頃に見ましたが、その時はまだ生きていました」


レイ「じゃあなんでこんなに腐っているんだ?」


カツラ「もしかすると、殺されたかもしれん」


レイ「!? 殺されたってどういうことですか!」


カツラ「そのまんまじゃ。わしらの研究を邪魔している輩がいるかもしれん...」


レイ「...」


カツラ「タイガがおらんと紙の解読もできん...」


レイ「ベスト達に写真を送って解読してもらうのはどうでしょうか?」


カツラ「あ、ああ...。そうしようか]


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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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