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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
2章 ブタの町 レオパル編
33/288

研究

ベスト達が出発して何分か後、カツラはレイとクライアントβで研究していた。


なんの研究かと言うと、ギーシャにあった紙と薬品の研究だ。


紙と薬品の多くはベスト達に託したが、少しだけサンプルを貰っていたのだ。


カツラ「う~ん。見たことない成分ばかりじゃな。なんの効果があるのやら...」


レイ「紙の方も全然読めません。全自動翻訳機もショートしてしまいました」


カツラ、レイが苦戦していると、タイガがやってきた。


カツラ「おお、タイガ。どうしたんじゃ?」


タイガ「俺、その紙読めるぞ」


レイ「本当!? 読んでみてくれ!」


タイガ「わかった」


タイガは紙に書いてある文字を何故か読めていた。

理由は自分でもわからないらしい。


ちなみに、書いてあった内容は、


SK-Ⅰ

(正式名称不明)


コノ クスリ ハ ジンタイ ニ ツヨイエイキョウ ヲ

オヨボス カノウセイ ガ アリマス

ケッシテ ニンゲン ハ ツカワナイデ

コノ クスリ ハ ガンマ ヒケンタイヨウ デス

ヒケンタイ ガ ノムト ニンゲン ニ ナリマスガ

ツヨイ フクサヨウ ガ アリマス



タイガ「ごめん。これしか読めなかった。下の長い文章は、なんか読めねえ」


レイ「いや! すごいよ! ねえ博士!」


カツラ「ああ...じゃが、ガンマ被験体ってなんなんじゃ..」


レイ「しかも、人間に戻れるって書いてあるよ。ガンマ被験者ってのは、ベストや、タイガさんのことじゃないかな」


カツラ「その確率は高いんじゃが...」


タイガ「俺、飲んでみようか?」


レイ「い、いや、危険だよ! 副作用があるとも書いてあるし、僕達が前見たイノシシもきっとコレを飲んでいたんだよ!」


カツラ「どちらにせよ、まだ研究しなきゃじゃな。」


レイ「研究成果をベスト達に知らせよう」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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