表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
8章 殺意との結託
269/288

殺意の訓練(3)

フラダリ「さぁ、かかってこいよ、2人とも」


ケイン「は? ふざけてんのか? いくらなんでも目隠ししてりゃ攻撃を避けれねぇだろ」


メイン「なめすぎよ!」


フラダリ「いや...決して舐めてないよ....。むしろ1人2能力は強力だ...、脅威と感じてる...」


ケイン「まあいい...。このままぶっ倒していいってことだな?」


フラダリ「ああ、かかってきな」


ケインは能力を使わず、格闘技の構えをとる


ケイン「脚破!!」


どこで教わったのか、ケインは強烈な蹴りを飛ばす


しかし、ケインの蹴りはフラダリには当たらなかった


ケイン「.....は?」


フラダリ「格闘技もかじってるのか....多方向にスキルがあるのは戦いをとても有利に進められる」


フラダリはケインと同じ構えを取り、ケインに反撃する


ケイン「グアアアッ!!」


メイン「ケイン!」


ケイン(おかしい.....。攻撃は気配で避けることも不可能ではないけど....、俺の技をそのまま返すのは不可能だ!)


ケイン「ハァ....ハァ...メイン! なにか種があるはずだ! 注意深く観察しろ...!」


メイン「それもいいけど、私も勝ちたいから!」


メインはセメントをフラダリに飛ばす


しかしフラダリはなんなくそれを避け、メインの方向へ飛んでいく


メイン(速っ....!)


フラダリはそこで体を止め、目隠しを外した


フラダリ「どうだ? これが殺意軍の幹部だ」


ケイン「どうやったんだ...?」


フラダリが指パッチンでなにかの合図を送ると、観戦していたケミークが出てきた


メイン「普通系補佐のひと....」


ケイン「ケミークさん? その人がなんか関係あんのか?」


フラダリ「ああ、俺は目隠ししている間、ソイツに信号を送ってもらっていた。 お前らがどう攻撃してくるかのな」


ケイン「....はァ? いくらなんでも俺たちの目はそこまで節穴じゃねぇぞ、そんな連絡なんて取ってなかったじゃねえか」


フラダリ「それができちゃうんだなあ.....」


ケミークが口を開く


ケミーク「脳に微量の電流を流し、信号を共有する。そのやり方をお前たちに教えてやる」


メイン「そ、それってテレパシーみたいな?」


フラダリ「ああ、それができるようになるととても強力だ。お前らは"双子"だろ? もう既に信頼し合ってるはずだからそう難しいことじゃない」


メイン「...よくわからないけど、やってみよう、ケイン!」


ケイン(あ、ああ...。)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ