到着
ゲルフィ「よし...待ち合わせまであと24分か...ちょいと早くつきすぎちまったな」
ベスト「あんな急いでホテル出ることもなかった」
カジナ「ホントにこんな野原が待ち合わせなのか?」
待ち合わせは雄大に広がった野原だった。ベストたちはそこに1つぽつんとある銅像の近くにいた
サンク「やることもないし...」
ココミ「まあのんびり待ちましょうよ」
ゲルフィ「いや...そうも行かないみたいだ...」
ゲルフィが目をつぶっている。能力を発動している証拠だ
カジナ「? どうしたんだ?」
ゲルフィ「何かが...いる...」
ベスト「ゲルフィさんのセンサーになにか反応したってことか?」
ゲルフィ「ああ...敵か味方かは分からない...ただ一般人よりは力を持っている...鳥獣の王ではない...」
サンク「敵だと思っといた方がいいかもな」
ゲルフィ「ま...まて! なんか...消えた!」
ベスト「消えた?」
ゲルフィ「相手は瞬間移動持ちだ!一気に範囲外に行った! さっきまでは500mくらいだったのに...5km以上離れたみたいだ!」
サンク「怪しいな...」
ココミ「戦闘は役に立てないけど、回復の準備はしとくわ!」
ゲルフィ「下がってな...嬢ちゃん...サンク! カジナ! ベスト! 3方位に散らばれ!」
カジナ「おう!」
サンク「分かった、鼓動の位置はまだ分からないのか?」
ゲルフィ「ああ.......。なっ!?! いやまて!」
ゲルフィは吃驚した様子だ
ベスト「どうした!?」
ゲルフィ「て、敵だ...! 敵は、ここにいる」
ゲルフィの後ろには紫色の刀を持ったやつがいた。
ーギーシャ幹部 スサノヲー
サンク「ッ! やつはスサノヲだ!」
ベスト「ギーシャか!」
サンク「ああ! ヤツはよく知ってるぜ...」
サンクは未練たらしい顔でスサノヲを見る
スサノヲ「久しぶり...裏切り者のサンクくん...」
サンクは神通力を纏う
ベストも戦闘体勢に入るが、サンクはベストを見てこう言った
サンク「ベスト...ここは俺にやらせてくれ....!」




