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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
8章 殺意との結託
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バス内にて

ゲルフィ「待ち合わせ時間は7:30...。よし。この調子なら7時には着くな」


ゲルフィはバスの中でも時計を気にしている


カジナ「はぁー、にしてもこの町はいいなぁ、なんだっけこういうの、ヨーロッパ...洋風的だぁ」


ゲルフィ「ヨーロッパ?」


カジナ「おう、俺が前いた世界の場所の名前、雰囲気が似てる」


ゲルフィ「別世界の話なんて気にしたこと無かったが...どんな感じなんだ?」


カジナ「化学とか...そこはこっちのほうが進んでるみたい。でも、政治とか福祉はあっちの世界の方が進んでた。というかこっちは物騒」


ベスト「亜人とかいないからなぁ、そういえばここって国とか町とか村とか表記が曖昧だけど、そこらへんってどうなってるんだ?」


ゲルフィ「正式には"アトラス国"っていう1つの国なんだが、レアノゾンとかハーグラは勝手に国って名乗るし、ここみたいに街とする所もあるし...まぁ曖昧だな」


ベスト「へぇー、あとそういえば亜人にも種類があるんだよな?」


ゲルフィ「種類ってのは...グワーツとかのことか?」


ベスト「違くてさ、見た目。羽生えてる亜人とかでっかい亜人とかいるじゃん?」


サンク「キングはグワーツじゃないがオーク種の亜人だな」


ベスト「そうそう、そういうの」


ゲルフィ「あー、そういうことか、羽生えてる亜人は"セバ"。ガタイがいいのが"オーク"、なんつーか幻想的なのが"エルフ"。他にもいっぱいいるな」


ココミ「なんかこっちにもいろいろあるのね」


サンク「世界政府の仕組みってのは俺もよく分かってないんだが、ギーシャ以外にも反発する組織はいっぱいいるんだろ?」


ゲルフィ「ああ、想像以上にいるぞ、レオリミルオとか....まぁギーシャほど派手なやつはいないが...」


ベスト「世界政府ってのが悪いのか?」


ゲルフィ「うーん...俺はどっちかというと世界政府擁護派だが、反発する組織ができるってのもなんか納得なんだよな...」


サンク「変な噂も沢山あるしな」


カジナ「変な噂?」


ジョリア「あ! 俺も1つ知ってるぜ、"キメラ"の話」


ゲルフィ「あれは噂だろ....でも俺は犯罪者の奴隷化は本当だと思うがな」


ベストは少しキメラの話が気になったが、口には出さなかった。


カジナ「犯罪者の奴隷化ってことは...黒虎も危ないんじゃないか?」


ジョリア「ヘーキだぜ、元ギーシャのやつは特別待遇されるらしいからな...」


ベスト「それって奴隷化よりもひどいことされるんじゃ...」


ジョリア「ケケケ...さぁな」


ココミ「黒虎...私たち、彼を脱獄させた方がいいのかな...」


ジョリア「やめとけ、世界政府からの脱獄は無茶だ」


ベスト「黒虎ならなんとかしてくれる...とりあえず今は、ギーシャを崩壊させなきゃな...」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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