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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
2章 ブタの町 レオパル編
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拠点

亡霊が消えてしまい、俺たちにも危機感が生まれる。


「イノシシ...死んじまったのか?」


カジナが縁起でもないことを言う。


「まだそうと決まったわけじゃなかろう。希望を信じるんじゃ」


イノシシが死んでしまっていては、ここに来た意味がない。

というか、みんな亡霊の存在自体にはあんま驚かないんだな...


「もし生きているならば、きっとなんらかのメッセージよ! みんな、急ぎましょう!」


ココミがみんなの背を押す。


「考えても仕方ない。はやくギーシャに向かおう」


30分後


サンク「そろそろだ」


少し離れたところに小さな城のようなものがある。


サンク「あそこが、ギーシャ第一拠点だ」


俺「第一? ここ一つだけじゃないのか?」


サンク「ああ。他にもいくつかある。詳しくは知らないがな」


ココミ「というかあなたはお父さんの組織を襲撃しちゃっていいの?」


サンク「ああ。昔から親父にいい扱いはされなかった。親父は弟ばっかり甘やかして、俺にはなにも与えなかった。俺は戦うことが嫌いだったしな」


カジナ「そうか。でもそれだけの理由で父親を殺すのか?」


サンク「殺すかどうかはまだ決めてない。しかも理由はそれだけじゃ...いや。なんでもない」


そんな会話をしているうちに、いつの間にか敵の拠点は目の前にあった。

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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