ゴーストタウンの結果(2)
足を引きづった大柄な女が1人、ベスト達の方向に歩いていた。
そこにジョリア、シガ、ジース、アリアの4人もいた
サンク「なあ、あれって...」
メークス「母さんだ...」
ベスト「な、倒したんじゃないのか!? みんな! 迎え撃つぞ!」
ゲルフィ「まぁ待て、ジョリア達がいるぞ」
ケイン「完全に弱ってる...。弱ってなかったら既に夜にしてるはずだし...」
ベスト「だが夜にするってのは雰囲気作りつってた...。怪しいけど...」
さらに近づいてくる
レイビック「ハァ....悪かったね......さっきは....」
メークス「!」
サンク「ハッ! 大元がやられてこっちに付くってのか?」
レイビック「ああ...そうさせてほしい...」
サンク「!」
ゲルフィ「あらら...」
ベスト「お前が息子に手を上げたのは本当だ...お前は母親失格だ」
レイビック「分かってる....でも...どの立場が言ってんだよってなるかもしれないけど...」
レイビックの体ばボロボロだった
レイビック「近いうち、あんた達は死ぬ」
カジナ「は、はぁ!?」
レイビック「自慢するわけじゃないけど...私は手加減してたのよ...」
サンク「......」
レイビック「メークスは気づいてたみたいね...だからあなたはトドメを刺さなかった」
ベスト「そうなのか? メークス」
メークスは黙って頷く
レイビック「でも私は組織からしたら死んだことになってる。
だからあなた達はより一層の狙われることになる」
ゲルフィ「当然のことだろう...」
レイビック「付いていかせてくれとは言わないわ...遠くから...見守ってる...」
レイビックはそう言って闇に姿を消した
メークス「.......」
ゲルフィ「まぁつまり..."大幹部"の実力は未知数だってことだな...ああそういえばさっき君たち..."黒虎"がどうたらって言ってたけど....」
ベスト「黒虎とジモンはもう死んだんだ...俺たちのせいで...」
ゲルフィ「いや...ジモンは死んでしまっているが...黒虎は生きているみたいだよ」
カジナ「な、なんだって! 黒虎が生きてる!?」
ゲルフィ「ただ...世界政府に見つかって逮捕されてる」
ココミ「やったぁ! 黒虎は生きてるのね!」
ゲルフィ「だが君たちと合流するのは難しいだろう...」
ベスト「なんだっていいさ...生きていれば...」




