その男、猛虎につき
ゼクロ(やられた.......。しまった.....、レイビッグのやつもゼロはのやつも生体反応が弱ってやがる.........。牢屋にも誰もいねぇ.......!)
ゼクロは焦っていた。計画が破滅の寸前だからだ。
そしてゲルフィは"鼓動"によって気づいていた。ゼクロが近くにいることと、動揺していることに。
ゲルフィ「いる......。気をつけた方がいいな」
サンク「いるって.....、ゼクロが?」
ゲルフィ「ああ、ってオイ待て!」
サンクは1人で突っ走る
サンク「個人的な因縁があってなぁ! 行くぞパイヤー!」
パイヤーは少しゲルフィの様子を伺う。
パイヤー「う...うん!」
パイヤーは少し遅れてサンクの後をついて行った。
ーーーーー
サンク「どこにいやがんだ....? ゼクロの野郎」
ゼクロは後ろにいた
ゼクロ「もうここまで来るとはな.....。驚いたぜ、ちょっとだけな....」
パイヤー「ゼクロ....! お前を倒す...! そして、ここを奪い返す!!」
ゼクロ「やれるもんならやってみろ....! "ダークライフ・ガ"!!」
紫...というよりも黒に近い色のガスを出す
パイヤー「この色は"絶望"! とてつもなくネガティブ思考になっちゃうガスだ! それだけ聞くとそんなに強くなさそうに見えるが....強制的に"戦意喪失"だ...。甘く見ない方がいい.
..!」
ゼクロ「チッ...知ってやがんのか....迷惑な野郎だ」
ゼクロはさらに赤色のガスを出す
ゼクロ「こいつはなぁ....新型のガスでよォ....! お前は知らねぇだろ!!」
パイヤー「まずい! 吸っちゃダメだ! なにかわからないけど
..」
ガスは壁から徹底的に溶かしていく
パイヤー「....! まずい、当たってもダメだ!!」
しかし、広いとは言えない部屋の中でガスに当たるなという方が不可能だった
サンク「ウアアアアアァッ!!!」
パイヤー「クッ....!! あつい、しみる...!」
サンク「上等だぜコラ...! オセオス・フェイズ!!」
パイヤー「サンク!」
サンク「この神通力にお前のちっぽけなガスが効くと思ってんじゃあねえぜ!!」




