絶望進行中
メインとベストはジョリアと会っていた
ベスト「ッ! お前は...ッ!」
ジョリア「ちょ、ちょっとまて! 俺は味方だぞ! なあ、メインちゃん!?」
メイン「そうよ!ベスト、この人は一応味方!」
ジョリア「一応ってなんだよ! まあ確かに最初は乗り気じゃなかったが....」
ベスト「で、なんなんだ? 着いてくるのか?」
ジョリア「なんっだよ、その言い草! 俺が助けてやったのに...! お前ら、ケインの場所知りたくねーのか!」
ベスト「ケイン、ケインはどこにいるんだ?」
ジョリアはニカッと笑う。
ジョリア「へ、着いてきな」
メインとベストはジョリアが入っていった部屋に向かう
ジョリア「ここでアイツはここらへんの研究室をハッキングするために、作業をしてる」
ベスト「おお...見ていいか?」
ジョリア「いや、今はダメだ」
そして数時間が経った
ベスト「なあ...まだか? もうかれこれ2、3時間経ってるけど..」
ジョリア「おかしいな...そんな難しい回路じゃないんだが...」
メイン「ちょっと、心配じゃない...?」
ジョリア「ちょっと見てくる....まさか、やつが現れたとかじゃないと思うが...」
ジョリアは数十分経っても戻ってこなかった
ベスト「そろそろヤバいな...。メイン、お前はここで待ってろ」
メイン「いや、私も行くわ...。1人だから危ないのよ」
ベスト「まあ、それもそうだな...だが下がってろよ」
ベストは魔剣を召喚する
そしてハッキングしてると思われる部屋に突入する
しかし、そこには誰もいなかった
ベスト「....? 敵もいないし、ケインもジョリアもいない...」
敵は後ろにいた...。天井に張り付いていたのだ
メイン「ベスト危ない!!」
ベスト「グァァァッ!」
ベストの腹に槍のようなものが突き刺さる。
しかしそれは本物ではなく、かといって魔術などでもなかった。
紫色のオーラのようなものが浮いている。
槍はひとりでに動いてきた。
そして槍が飛んできた方向を見ると、やつがいた。
恐らく、ジョリアが想像していた"ヤツ"とは違った
ベスト「ゼロッ!!!!」




