フォーエバー・ナイト(3)
ベスト「メークス...レイビックの、アイツの能力は夜にするだけじゃないのか!?」
メークス「わからない...アイツは僕が物心付いた時からいなかった...。あいつは"悪"...。それだけしかわからないッ!!」
そこに巨大な男が上から降ってくる
そしてれいビックにドロップキックをかます。
その男こそ、ゲルフィである
ジース「ゲルフィ!!」
メークス「ゲルフィだって!?」
ゲルフィ「苦戦しているようじゃあないか...。加勢しよう」
そしてそこには、メイン、ココミもいた
ベスト「ココミ! メイン!! 無事だったのか!」
ココミ「ええ...ゲルフィさん達が助けてくれたの...」
ベスト「....け、ケインはどこだ? ケインは味方だよな?」
メイン「もちろん...ただ今はアリアと一緒にゼロを探してる!」
ベスト「アリアも見つかったのか! よかった...」
レイビック「随分人が増えたようだね....。鬱陶しいな!」
ゲルフィ「ここは、私が受けて立つ。ベスト...と言ったかな、君はゼクロを探してくれ。そしてそこの君、君はレイビックの息子なんだね...?」
メークス「はい...そうです...」
ゲルフィ「君にはここに残ってもらいたい。過酷な戦いになると思うが、いいかね?」
メークス「...! も、もちろんです! この手で奴を、倒したい!」
ゲルフィ「いい志だ、多少歪んではいるが、いいぞ」
ベスト「じゃあ、僕とココミ、メインはゼクロとゼロを探してきます」
ゲルフィ「ああ、頼んだ...」
ココミ「ちょっと待って、私はここでカジナとサンクを治癒したい、終わったらすぐ行くわ」
ベスト「...わかった! メイン、行くぞ」
メインとベストは暗闇の中に消えていった
レイビック「ゲルフィ...あんた逃げ出したのね、どうやったかは知らないけど...」
ゲルフィ「あんな檻、いつでも抜け出せたさ...。タイミングを見計らっていただけでね...」
レイビック「ゆってくれるじゃない...。"ロスト・アイ・ライト"!!」
レイビックがゲルフィの目に向けて手をかざす
ゲルフィ「お前は...、完全な"悪"じゃないだろう?」
レイビック「な、何を言ってるの? 私は悪の組織の幹部で、今息子を殺そうとしているのよ?」
ゲルフィ「悪の組織の幹部っていうことは"悪"ではあるなあ。でも、不完全だ、まだ抜けられる。ただ息子を殺しちゃあ、悪になるよな?」
レイビック「あなたの持論はよく分からないけど、私は悪よ...」
ゲルフィ「お前は息子を殺すのをためらっている...お前の心の中はまだ不完全だ...」
レイビック「....仕方ないのよ...、死ね!」
レイビックはゲルフィに襲いかかる
ゲルフィ「お前は息子を殺さない...いや、殺せない!」




