フォーエバー・ナイト
ベスト「なあメークス、お前のその熱波動は特殊能力ってわけじゃなのか?」
メークス「うーん...それが実は、分からないんだ。母親の人種も分からないし...」
サンク「熱波動ってのは...常人じゃあできねえよな」
カジナ「でもかっけえ」
メークス「それより、君はなんでこんなところに?」
ジース「本当は言っちゃダメだけど、助けてくれたから教えてあげるわ、知ってるか分からないけど...私は"ゲルフィ"ってひとを助けに来た」
カジナ「おいおい、ゲルフィって!」
メークス「げ、ゲルフィの仲間なのか!」
ジース「うん、けど、今は捕まってる」
ベスト「詳しく....教えてくれないか」
ジース「でも...今はアレを倒した方がいいと思う」
サンク「アレ....? どれのことだ?」
ジース「私は"熱の感知する能力"『サーモ・センス』を持ってるの! いるわ....来るッ!」
ベスト「サーモ・センス...能力に名前をつけているのか?」
ジース「ええ、分かりやすいからね。ちなみにゲルフィは生物の生命エネルギーを感知する能力...『ライフ・ハートビート』よ!」
ー解説...
ジョリアの"鉄を操作する能力"は『アイアン・マニプラット』
シガはかっこ悪いので名前はつけていない
ーー
カジナ「アレって...どこらへんだ?」
ジース「向かってきてる...でもゆっくり...。体温の位置的に女性...大人の....」
サンク「クソ...このずっと夜のせいで遠くが全然見えねぇ...」
ジース「く、来る!」
ベスト「カジナ、お前はけが人だ、下がってろ」
カジナ「へ、へい!」
壁を伝って足音が聴こえる
ジース「すごいスピードで来てるッ! まずいわ」
メークス「.....」
サンク「ぼーっとしてんじゃねえよレ、メークスッ!!」
メークス「...ね、熱波動!!」
メークスの熱波動はユナイシアスに打ったもの比べると、凄く貧弱になっていた
ベスト「ッメークス! 危ない!」
メークス「グハッ」
メークスの首元が何者かに裂かれる
ジース「速いッ!! まずいわ、このままじゃ」
ベスト「神天狗 "ロール・アップ・スラッシュ"!!」
何者かにベストの斬撃が当たる
???「....イタッ、なにすんのさ!」
メークス「......!」
???「久しぶりだね、メークス...」
女は女にしては巨大な体格で、メークスのことを知ったふうな口ぶりだった
ベスト「メークス、こいつのこと知ってるのか?」
メークス「...こいつは....!」
メークス「モートン・レイビック!!」
レイビック「息子の成長はうれしい、それを自ら絶つのも悲しい....でも私にはやるべきことがある!」




