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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
7章 ゴーストタウン S.Z
235/288

「U」の名(3)

ベスト「コイツを倒せれば、もうあとはゼクロだけ!」


サンク「もし他の奴らが生き残っていようと、コイツにさえ勝てば...!」


メークス「重い拳を飛ばすんだ!」


メークスが拳を振りかぶる


メークスの拳の周りには異常なほどの"熱"が加わった


ベスト「な、なんだそれ!!」


メークス「みんなは"波動"を知ってるかい....?」


ベスト「波動....でも波動じゃないよな!それは!」


メークス「ああ...波動の原理は拳と空気を擦らせ、とても大きな音を出す。そしてその音は大きすぎて人間の耳には届かない..."衝撃波"となり空気を伝う...。そして!その衝撃波をコントロールするのが"波動"!」


メークスは熱い口ぶりだ、ユナイシアスは既に次の行動に移っている


メークス「僕は空気を最大まで握りつぶし、気圧を高くした! そしてこの拳の中から溢れんばかりの空気をお前に飛ばす! これが"熱波動"!!」


メークスの手から空気弾の様なものが放たれる。目視はできないが、うっすらと空気が歪んでいるように見えた


その空気弾はユナイシアスに直撃する。


ユナイシアス「オイオイオイ...これが最大出力かぁ? 正直...熱波動とかいう知らない技を言われた時にはヒヤッとしたがな....」


カジナ「俺も波動を知りたい! 熱波動は無理かもしれないけど...」


メークス「ここを切り抜けてから教えるさ...カジナには素質がある!」


ユナイシアス「ごちゃごちゃ言ってねぇでさっさと全滅シルォォオオオオオオ!」


ユナイシアスは地盤を沈下させる


カジナ「もうその手には喰らわない!」


カジナは建物の壁を伝いユナイシアスに飛びかかる


ユナイシアス「やめろ...お前のような巨体...体がでかいだけのデカブツなんかイチコロなんだよォおおおおお!」


ユナイシアスはカジナの下から地盤を突起させ、貫く


しかし、カジナはそれを避けていた


カジナ「トロいぜ....俺たち複数を相手にするなら...10倍早くなりやがれッ!!」


ユナイシアスはカジナにぶっ飛ばされる。


サンク「やるじゃねぇか、クマ!」


カジナ「クマじゃねぇ...いやクマだけど...」


メークス「みんな、油断するな...奴はまだ生きている」


地盤が円錐状になり突起する


そしてそれはすぐさまカジナを貫いた


カジナ「ごフッ....!」


メークス「ッカジナ!!」


ベスト「このままだとまずい...地盤を操るってのはこんなにも強いとは...」


サンク「なにか弱点を見つけねえとまずいんじゃあないか?」


カジナ「アイツは同時に複数の地盤を変化できないッ! できるなら今既にしているはず!」


メークス「まずは姿を見つけないと...そういえば、あの女の子は!?」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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