「U」の名
ベスト「あーあ、もうなんかどうでも良くなってきた...」
サンク「ここに来てからロクに休んでねぇ...。今日は休もうぜ、ベスト」
ベスト「そうするか? どうする? カジナ、メークス...」
メークス「そうしよう...僕もなんだか、疲れて...」
カジナ「ダメだ! いつ敵が来るか分からないだろ?」
メークス「それもあるけど...うーん...」
すると、遠くから足音が聞こえた
ベスト「ッ! 敵だ!きっと!」
サンク「なに!」
4人はすぐに戦闘態勢に入る
しかし、それはココミ達...なんてことはなく、れっきとした敵であった
ベスト「敵だ...歩いてきてる、完全になめてるぞ」
???「オーイ、お前、捕虜がいいか? 死がいいか?」
サンク「なんかふざけたこといってやがる...。どう攻略する?」
メークス「隠れろ! 様子を見るんだ!」
カジナ「...でもあいつ、"お前ら"じゃなくて"お前"って言ってるぞ! 俺たちのことじゃないんじゃないか?」
???「おい! 分かっているんだぞ! 貴様だ! ジース・ペディ!!」
その男が追いかけていたのはジース...。ゲルフィの仲間のジースであった
メークス「ジース、いまジースと言ったか?」
サンク「なんだ? 俺たちを狙ってる訳じゃないのか?」
ベスト「そうみたいだ...。なんか女の子が追いかけられてる...。これは助けるしかないな...」
???「この「U」の名、リオ・ユナイシアスから逃げ切れると思っているのか?」
メークス「やっぱりVTYU.Zの幹部だ...しかも「U」。最高幹部だ...!」
VTYU.Zは右側に行くほど強くなるシステムらしい
ユナイシアス「ほう...隠れて出てこないのか...いいだろう、殺してやるッ!」
辺りが揺れ始める...。地震だ
カジナ「わっ! 地震だ! 地震だぞ!」
メークス「ああ...そうだね」
サンク「黙って見てろ!」
カジナ「....」
しばらくすると、ベスト達の近くでは揺れが止まった
ベスト「揺れは止まった...が...」
サンク「あっちではまた揺れてるように見えるな...これは...」
メークス「不思議な事が起こっている...。まずい! あの女の子が見つかった!」




