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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
7章 ゴーストタウン S.Z
232/288

合流

ケイン「...にしても、なんで俺たちを助けてくれたんだ?」


ジョリア「それはこの、心優しきゲルフィさんに聞けよ!」


ゲルフィ「...別にどうってことはない、鼓動が聞こえたからだ」


ケイン「...とりあえず、あなた達には借りができた。あなた達の目的はなんだ?」


ジョリア「待て待て! 俺らは助けて欲しいからお前らを出した訳じゃないぞ! しかもまだ計画は半分も進んでいない!」


メイン「その、ゼクロって奴を倒したいんでしょ? 今がチャンスじゃない?」


ジョリア「...! お前らはあいつの強さを知らないんだろ!」


ココミ「いや、知ってるわ。歯が立たなかった...」


ジョリア「ほらな、お前らなんかじゃ戦力にならない」


ケイン「ベストやサンクなら...倒せるかも知らない」


ジョリア「ああ? 誰だそりゃ」


ゲルフィ「...詳しく聞かせてくれ」


ジョリアはよく分からない話に食いつくゲルフィを見て、少し呆れた


ケイン「1人は剣を使う、もう1人は魔術を使う。それに近くにクマがいるんだ」


ジョリア「おいおい、もしかしてそれって...」


ゲルフィ「お前を倒した奴だな。やっぱり、こいつらの仲間だったか...。それで、お前たちの目的はなんだ?」


ケイン「特に目的はないよ...。仲間がここで修行してたから迎えに来たら、捕まっちゃったんだ」


ゲルフィ「その仲間っていうのは?」


ケイン「名前はゼロ。なんか数少ない陰陽師って奴なんだ。まあもう裏切られたから仲間じゃないけど...」


ゲルフィ「陰陽師...だと?」


ココミ「おじさん、なにか知ってるの?」


ゲルフィ「お前らは...裏切られていないぞ...」


メイン「...いや、いいんだ。気を遣わないで」


ゲルフィ「いいや、ゼクロはそういう男だ。裏切ったと見せかけて、仲間を分断し、倒す...。そういう男何だッ!」


ゲルフィは声を張り上げて言う。

3人は少し引き下がった


ジョリア「ゲルフィさん...!」


ゲルフィ「...すまなかった、取り乱して...。そのゼロってやつを利用するために、お前らを倒すつもりだ...ゼクロは... 」


ケイン「そういう結末が、俺たちにとっちゃ1番いいが...」


ゲルフィ「とりあえず、そのベストって奴らと合流しようか」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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