エンドレスナイト(3)
イエロス・プレオー(Yの名、擬態能力をもつ亜人)
イエロス「クソ...ヴィニチアも死に...ターボも死に...ゼクロとアイツはどっかに行き...。クソクソクソ! 俺は擬態できるだけで戦闘力は低いんだぞ! クソッ!」
「そもそも、サポートの能力2人に対してパワー系も2人って...足りてねぇ! ゼクロの野郎...!」
ゼクロ「へぇ...俺がどうかしたか、イエロス...?」
イエロス「ゲッ! ぜ、ゼクロ、なんだよ、愚痴くらい普通誰でも言うだろ!」
ゼクロ「お前、看守の当番はどうした?」
イエロス「昨日の夜も俺だったんだぞ! たまにはお前もやったらどうだ!?」
ゼクロ「はァ...。いつだったか...1つ年下のお前と仲良くなったのは...」
イエロス「い、いつの話を持ってくるんだよ! グチグチ言う気か! 確かに俺はお前に助けられけど!」
ゼクロは片手でイエロスの首をもぎ取る
イエロス「ッテ! テメェェェェァ!!」
イエロスの生首は無様に転げ落ちた
ゼクロ「違うぜイエロス...俺はお前が死ぬ悲しみに浸ってたんだァ...フフフフフフフ.....」
ゼクロ「おい、お前ならあいつらを殺すことが出来るだろう?」
ゼクロの後ろにいる謎の男は、黙って頷いた
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ゲルフィ「おい、お前ら大丈夫か?」
ケイン「!? だ、誰だおまえら!」
ジョリア「ほらぁ、急に行くとこうなるだろう?」
ゲルフィ「...! たった今、幹部の1人...恐らく"Y"がゼクロによって殺された!」
ジョリア「!? VTYU.Zってのは仲良い集団で結成されてんじゃねえのか!」
ゲルフィ「いや、そうだ。つまりあいつは親友を殺したって訳だ...なんのためらいもなかった...」
ジョリア「とんだクズ野郎だぜ! まあ敵が減ったらならいい...とりあえずコイツらを助け出すか...」
ケイン「"ヴァズ" 火竜翔!!」
炎の龍がケインの腕をのぼり、ジョリアを焼く
ジョリア「アッツゥ! なんだお前! 俺らはお前たちを助けに来たんだぞ!!」
ケイン「ほんとかァ? 大体お前らはなんなんだ?」
ゲルフィ「全くの他人だ...だが、唯一の共通点は、"ゼクロの敵"ということ...つまり味方だ...」
ケイン「...まあなんにせよお前らのおかげで出られたんだ、とりあえず信じることにするよ」




