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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
2章 ブタの町 レオパル編
23/288

協力

目が覚めると、サンクがいた。


「!? おまっ、ど、おまっ、どっ、どう、おまっ!?」

寝起きにすごい事が起きたので、テンパってしまった。


「お前、驚きすぎ。あんな牢獄、5分くらいで抜け出せるわ」

「まさかお前、俺を殺す気か!」

「んなことするわけないだろ」


起床して何分も経たぬうちに、敵と接触した主人公がこれまでにいただろうか。


「なあ、俺達、協力しないか?」

サンクは急にそう言ってきた。

目が本気だった。


すると、隣のカジナが起きた。

カジナはすぐさまこちらを見て、「んごっフエッ」と言葉にならないほど情けない声をだし驚いていた。


そして、しばらくし、ココミ達が起きてきた。

みんな、驚いていたが、カジナほどではなかった。


ここで、サンクが切り出す。


「俺ら、協力しないか?」


しかし、さすがに怪しすぎる。


「おい流石に無理だろ、敵同士だぞ俺ら」


「いや、俺はもう自分のアジトをバラした。すでに俺もタダではすまないだろう」


「でもこやつの言っとることはおかしくはないのう」


カツラも悩んでいるようだ。


「じゃあ博士、この機器を取りつければいいのでは?」


レイはそう言い、ポケットから爆弾を取り出した。


「おいレイ! なんでそれ持っとるんじゃ!」


「いや、面白そうだったから」


どうやら、レイが持ってきたものは、装着型爆弾で、遠隔操作により爆発させる、闇が深いものだった。

これをサンクにつけ、もし裏切ったら爆発させるらしい。


「いや、別にいいけどさあ...誤作動とかで爆発しないよな」


「あたりまえじゃ、このDr.カツラが作ったんじゃぞ」


「あまり信用できないが、まあいい。着けるとしよう」


10:30

「そろそろここも出なきゃじゃのう」

カツラはそう言い、ポケットからバイクを出す。


カツラ、レイ用のバイク(豚達はそれぞれに乗る)に

加え、予備のバイクをサンクに渡した。


「12時には出るぞ」

カジナはなんだか偉そうだ。


そして、一時間ほど経ち、そろそろ出発の時間になった。



「よし、敵のアジトに向かうぞ!!」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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