本望(2)
ベスト達がゴーストタウンに着いてから数日経った
ベスト達は未だに解決の糸口を掴めていなかった
X時X分 ーゴーストタウン S.Z 到着...
ジース「...ジョリアもしっかりつけたかしら...」
シガ「なにか...嫌なことが起こっていないといいが...」
ジース「平気でしょ...多分」
シガ「でも、ジョリアだけ先に行ってるなんて...やっぱりそんなことする必要なかったんじゃないか?」
ジース「ジョリアがそう言ったから、多分平気よ」
ジースとシガはこの少しあと、残酷な運命と直面することになる
ーー1時間後
ジース「おかしい...ジョリアが約束の時間を1時間も遅れるなんて...」
シガ「ああ...少し探しに行こうか...置き手紙だけ残して」
ーもしここに遅れてきたのなら、僕達は周りを探しているよー
その紙をおき、2人は手分けをして歩き出した
...そして彼らは、ジョリアを見つける
ジース「.....!」
シガ「コ...コイツ...!」
彼らの目の前にあったものは...
寝っ転がって食事をしているジョリアの姿であった
ジース「ちょっと! 何してんのよ! 心配したんだからね!」
ジョリア「あー、わりぃ、ちょっと危ねー目にあってよォ...ちょっと体力回復してんだわ..」
シガ「まったく...これだから...。で、危ねー目ってなんですか?」
ジョリア「いやー、敵は分からんが、怪しいヤツがいてな。そいつらを襲ったら返り討ちにされたんだよ」
ジース「だっさ。で、その人たちは敵だったの?」
ジョリア「...分からない。だが多分攻撃してきたから敵だ」
シガ「いやあなたが襲ったんでしょう? そりゃあ攻撃するでしょ」
ジョリア「たしかに...」




