グワーツ
ベスト「...結局コイツはなんだったんだ...?」
カジナ「さぁ...でもゼクロの手下では無いっぽかった...」
サンク「ハァ...ちょいと疲れた...にしても暗いな」
メークス「今夜はここで寝よう...とても危険だと思うから、2時間ごとに見張りを交代しよう」
カジナ「こ、ここで寝るのか!?」
サンク「てか、今夜って言っても、もう7時くらいじゃねーのか?」
メークス「...体感時計が狂うな。とりあえずなにか時計になるもの...がないな」
ベストが腕時計を出す
サンク「はぁ? お前さっきからライトといい、これといい、どこで手に入れたんだよ?」
ベスト「だから、ライトは敵から、この時計もジョリアからくすねたんだよ」
カジナ「ベスト、盗みの才能あるんじゃねーか? スパイとか!」
ベスト「よせよせ、俺は犯罪はしねーよ」
メークス「ジョリアが言っていた、"グワーツ"の能力のこと...。グワーツには僕達の知らない謎がまだまだある...」
ベスト「そういえばカジナ、その相手を磁石にする能力はいつごろからあったんだ?」
カジナ「ベストがアルマテイアに通っている時から。ガコクとかイアポニアの時は使い機会がなくて...しかも弱いだろ? こんな能力」
サンク「いや、応用して使えば十分すぎるほど強いぞ」
カジナ「えへへ、そうか?」
ベスト「俺も同感だ。あと、カジナはカツラさんとレ...メークスが作った"獣人"っていう人工人種なんだろ? グワーツと同じような特殊能力が発現するのはおかしくないか?」
メークス「僕もびっくりした...。カジナに注入した薬には、亜人の遺伝子は入っていないはずなんだ...」
サンク「つまり、どういうことだ?」
メークス「人間も、特殊能力があるかもしれないってこと...」
サンク「ハッ、それはありえないだろ、だっていままでに誰もいないんだぜ?」
メークス「それか、他の人種と交配させたりすると...発現するとか...」




