ジョリア・プロムハット
メークスを戦闘に暗がりを歩いていると、奇妙なことが起こった
カジナ「わ、わりぃ...みんな...なんかおれ...気分が悪くて...」
カジナはその場で突然と倒れる
ベスト「か、カジナ! どうしたんだよ!」
メークス「ごめん...実は僕も、気分が...」
メークスもそこに倒れた
ベスト「!? レイも!?」
サンク「オイオイ...こりゃどうなっちまってんだ? 新手の特殊能力か?」
ベスト「....グワーツは今まで、炎、水、風、土、熱くらいしか見たことがないんだけど...こんな魔術もないし...」
サンク「俺もだ...単なる偶然か?」
ベスト「僕達が影響を受けていないのも不思議だしね」
カジナ「うう...頭が...」
メークス「僕もだ...! サンク、ベスト...これは敵の攻撃だ...!」
ベスト「じゃ、じゃあなんで俺たちは影響を受けてないんだ...?」
メークス「詳しくはわからないけど、君たちが"神人"だからじゃないのか...?」
ベスト「...!」
すると、暗がりから何者かが飛んでくる
一人の男であった。
男「ピンチの時に突然登場! ...ってアレ?」
男はカウボーイハットに縄を携えている
サンク「何もんだ? テメェ」
男「...! なんで能力の影響を受けてないんだ?!」
ベスト「...敵か?」
サンク「とりあえずぶちのめそう」
男「ち、ちがう! 俺はジョリア・プロムハット!!」
サンク「だからなんだ! 能力の影響とかうんたら言ってただろうが!」
ベスト「"神天狗"...!」
ジョリア「す、ストップ! ストップストーップ!」
ベスト「真.......」
ジョリア「これやめてくれないか? 確かに能力使ったのは俺だけど!」
ベスト「打ッ!!!!!」
ジョリアの腹部に魔剣が突き刺さる
サンク「ベスト...やり過ぎだ」
ベスト「ごめん....敵っぽかったから」
ジョリアの腹部からは大量の血が流れている
ベスト「メークス、カジナ、治ったか?」
カジナ「うァァァッ! さらに悪化して...ぐぅ...」
ベスト「....なんだと?」
サンク「いや...でもこいつは自分の口から自分の能力だと言っていた...つまり...」
ベスト「まだ死んでいない...!」
メークス「ベスト!サンク! しっかりそいつを見とくんだ!」
ジョリアをよく見ると、流れた血が傷口に戻っていっている
サンク「ベスト! なんかおかしいぞ!」
ついに、服に染み込んだ血液までもがなかったことのように消えた




