聞き込み(2)
ベスト「おい! やんのかテメェ!」
カジナ「やってやるよ、お前がまさかこんなクズだとは思わなかったぜ!」
ベスト「誰がクズだって...?」
ベストが魔剣を召喚する
カジナ「お、おう...やってやろじゃねぇかぁ!!」
カジナは一瞬怯んだが、自分の肉体を強化し、獣の姿になる
ベスト「その姿になったってことは、本当にやる気なんだな?」
カジナ「最初からやる気だよ!コラ!」
カジナは怒り慣れていない感じであった
2人はどんどんヒートアップして興奮していったが、突然聞こえた声には耳を傾けた
「ちょっとなにやってんの!」
そう叫んだ女性は見覚えがない人物であった。
ベスト「あ、えーと、あんた誰?」
女性「あんた誰って、ピンポン押したのあなたたちでしょ! なに喧嘩してんのよ!」
ベスト「あ、あー、そうだった」
カジナ「わ、悪かった...」
女性「それで、なんのよう?」
ベスト「あ、えっと、ゼロってやつ知ってる?」
女性「...さぁ?」
ベスト「ケイン、メイン、ココミ、アリア。この中で知ってる人はいる?」
女性「知らないわよ」
ベスト「じゃあ、ゼクロは?」
女性の顔がみるみる青ざめる
女性「そ、そいつの話はしたくない! なにも聞かなかったことにするわ!」
女性は玄関に忙しく入っていった。
ベスト「...なんだぁ?」
カジナ「...てか、なんで俺たち喧嘩してたんだ?」
ベスト「もしかして...敵からの攻撃か?」
カジナ「...そんなわけないだろ! そんな能力聞いたことない」
ベスト「だ、だよな」




