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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
7章 ゴーストタウン S.Z
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聞き込み

ベストとカジナはそこに住む僅かな住人から、ココミやゼロの手がかりの聞き込みをすることにした


カジナ「本当にこんなところに人なんているのか?」


ベスト「ゼロがここには"死生人"っていう人達が住んでるって言ってたから...多分いると思うんだけど...」


ベストはなんだか、カジナといると落ち着いた


カジナ「死生人って...名前からして怖いじゃないか...」


ベスト「あそこ...ちょっとだけ明かりがついてないか?」


カジナ「本当だ、でもほんのちょっとだけだな、お化け屋敷みたいだ」


ベスト「それにしても、ここ、着いたのが夜中で、もう2時間くらい経っているのに、一向に明るくなんないな...」


カジナ「まあ、だいたい3時とか4時だろ? こんなもんじゃないか?」


ベスト「そ、そうか...とりあえずあの家に入れてもらいたいが...インターホンはあるか?」


カジナはこそこそと動き玄関の前まで行った


カジナ「あるっ...ぽい...。なんかちょっとボロいけど、ほかは普通の家と変わらないみたいだ...」


ベストがインターホンを押す


カジナ「おっ、おい! 敵だったらどうするんだよ!」


カジナが小声か、大声か分からない声で言う


ベスト「敵だったら倒す、普通の人だったら聞く」


カジナ「おいおい! いつからそんな脳筋野郎になっちまったんだよ!」


ベスト「お前はいつからそんなビビりになっちまったんだ?」


ベストは心で少し思っていたことを言ってしまった


カジナ「ハァ? 俺は別にビビってるわけじゃねぇぞ! しかもやんだよその言い草!」


ベスト「というか言わせてもらうけどなぁ、お前、なんも役に立ってないぞ?」


カジナ「....! テメェ!! そもそも誰の計画で豚小屋から出れたと思ってるんだよ!」


ベスト「オイオイ! そんな昔のことか!? それ以来お前は活躍してねぇよ!」


ベストは思ってもないことを口からどんどん出した


カジナ「テッメェ!! ...今はココミ達を助けるんだろうが! 今俺たちがくだらないことで仲間割れしてどうすんだよ!」


ベスト「だからなぁ! 俺一人だっていけるっつってんだよ!」


2人とも口喧嘩がヒートアップしてきた。


一体どうなってしまうのか...


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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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