手分け
ケイン「無事か...? みんな...」
薄暗く、窓がない部屋でケインが言葉を発する。
ココミ「...いつの間に入れられていたの? ケイン」
それまでメインと寝ていたココミが目を覚まし、悲しそうな顔で言った。
ケイン「...なあ、ゼロが裏切った...」
ココミ「ええ...そうでしょうね...そう考えるしかなかったもの」
2人が話しているとメインが目を覚まして言った
メイン「とにかく私たちはここから出なきゃ! ベスト達もそろそろここに来るはず!」
メインの言葉はいつもケインを勇気づけた
ケイン「ゼロは俺の霊体を操ってるみたいだ...それでベスト達を欺くっていうやつだ」
ココミ「ゼロ....」
ケイン「とりあえず、ガコクの時みたいに、脱獄をしなきゃ...ベストも、サンク、カジナもいないけど...頑張らなきゃ...!」
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メークス「じゃあ、これから、ケインメインココミ救出班とゼロアリア救出班で分かれよう」
サンク「班つったって2人ずつだけどな」
メークス「まずサンク、君は僕とケインメインココミを救出しよう」
サンク「は、お前と? ...まあ別にいいけど...」
メークス「だから、ベストとカジナは2人でゼロ達を救出してくれ」
ベスト「わかった、だけど救出の目処は全く立っていないんだよな...」
メークス「うん...だからこれから手がかりを探すしかない」




