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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
7章 ゴーストタウン S.Z
195/288

P.P.P.Y

サンク「ッ!! どういうことだ、パイヤー!!」


サンクはパイヤーに向かって力の限り叫ぶ。

喉奥がはち切れんばかりであった。


ベスト「あいつは...何者なんだ?」


カジナ「ここに来てから、裏切られてばかりだ...」


パイヤーはちらっとこちらを見て、少し笑みを浮かべた。


サンク「お前もなにか人質にとられているのか!?」


パイヤーは遠くから、軽く首を振った。


サンク「......!」


そしてパイヤーの体から、湯気のようなものが出てきたのを、3人は目撃した。


カジナ「なんだあれ?」


パイヤーは屋根から屋根へ、ゼロを抱えて飛び移る。

姿は先程とは既に変わっていて、"ピエロ"のような格好をしていた。


ーーーー

ゼクロ「...で、あいつらを仕留めれなかったのか?」


パイヤー「申し訳ありません。ゼクロ様」


ゼクロ「ゼロのやつが、やられたと?」


パイヤー「いえ...。戦況的には有利でしたが、ゼロがやつらに寝返りそうになったので...」


ゼクロ「お前1人じゃやれなかったのか?」


パイヤー「...はい」


レイビック「...はぁ〜。ゼクロ。あんたも使えない手下を持ってるのね」


ゼクロ「黙れ。コイツは"ピエロ"の一族さ。信用はしてない」


パイヤー「....」


レイビック「ピエロでも上手く使えば役に立つだろう」


ゼクロ「というか、ギーシャは俺についてどう思ってるんだ?」


レイビック「どうもこうも、完全に危険人物だよ。私もそう思ってるし」


ゼクロ「フフフフ...。良いだろう、お前はこれからずっと俺に付いてくるよな?」


レイビック「不毛な争いは避けたい」


ゼクロ「フフフフ...それでこそだ。そういえば、息子は無事だったか?」


レイビック「チッ...。お前のせいで見に行けてねぇよ。ただ、祈ってる」


ゼクロ「フフフフフ...お前の息子は今、こっちに向かってるぜ」


レイビック「...! な、なぜ!」


ゼクロ「フフフフフフフ...!」


レイビック「てめぇ、なにかそそのかしやがったな!」


ゼクロ「さぁな」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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