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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
7章 ゴーストタウン S.Z
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裏の芽(2)

カジナ「やっぱり、あれ、ケインだ!」


ケインが振り返る。


ケイン「...!」


ケインは額に汗をかいていた。


ベスト「お、おいケイン、何とか言えよ!」


ケイン「覚悟...!」


ケインが襲いかかる。


カジナ「なんだよ、アッツ....!」


状況を察知したサンクが神通力でケインを押さえつける。


サンク「どういうつもりだ...ケイン!」


ケイン「...黙れ!!」


ベスト「サンク、待て、話を聞こう...」


ケイン「...ゼロは敵だ...」


カジナ「....!」


ケイン「俺たちは...ここに着いた時、ゼロに捕まった。そしてメインとココミを人質に取られて...」


カジナ「...ゼロが悪もんだったのか!?」


ケイン「さぁ...もしかしたらゼロも誰かを人質に取られてるのかも...」


ベスト「アリアだ...」


カジナ「アリア?」


サンク「ゼロの妹だったっけか? 確かにいないと思ってた妹だもんな。仲間を裏切ってまで救う価値がある」


サンクはケインを睨みつける。


ケイン「元々お前らに勝てるつもりなんかなかったよ...。だが俺は監視されてる...もうダメだ...」


ベスト「おいケイン!」


ケイン「恩を仇で返すハメになっちまった...」


サンク「お前、着いてこい」


ケイン「ダメだ、もうじき奴らが来る」


サンク「どうせ結局はココミ達を救いに行かなきゃなんだ。相手から来てくれるのはありがてぇだろう」


ケイン「サンク...さん...」


サンク「今更さん呼びか? コノヤロウ」


パイヤー「...ゼクロの気配だ」


ベスト「もう来たってのか?」


サンク「まさか親玉が来てくれるなんてな、尚更ありがたい...!」


暗がりの奥から、背の高い男がやってくる。


ゼクロ「いらっしゃい...そして、さようなら」



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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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