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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
7章 ゴーストタウン S.Z
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ゴーストタウン

サンク「ここが...ゴーストタウン"S.Z"か...」


ベスト「S.Zって書いて、シーズって読むんだよな? 確か」


カジナ「ああ、そうだったような...。ゼロとかココミ達はどこだ?」


すると後ろから誰かに声を掛けられた。


サンク「パイヤー!」


パイヤー「久しぶりだね、サンク。2人は初めまして! 僕は「P.P.P.Y」。バイヤーって呼んで?」


ベスト「サンクとパイヤーはどんな繋がりなんだ?」


サンク「まあ色々あったんだが、こないだレアノゾンってとこで知り合ったんだ」


カジナ「そんなところ行ってたのか...!」


サンク「なんでパイヤーはここにいるんだ?」


パイヤー「実は...僕の家はここにあるんだ、それで...」


サンク「どうした?」


パイヤー「ここは、10年くらい前にギーシャに支配されてるんだ...」


サンク「....聞いたことはあるかも...」


パイヤー「"キャプテン・レアズ"...。その男は"霊"を支配する...。本人には霊能力はないのに、なぜか操れるんだ...」


カジナ「キャプテン・レアズ...」


サンク「ギーシャの大幹部だな...」


パイヤー「でも、それはまだ良かったんだ...。多分、キャプテンレアズはギーシャの中ではまだいい人だったんだ...ギーシャの中では...。だから少し税が厳しくなっただけで、そこまで支障はなかった」


サンク「...じゃあなんでだ?」


パイヤー「ゼクロがレアズを殺し、大幹部の座についた...」


サンク「...なんだと」


ベスト「ゼクロって誰だ?」


サンク「さっき言ったレアノゾンでパイヤーとキングと戦った相手だ。逃げられちまったがな」


ベスト「そいつがこの街を支配しているのか?」


パイヤー「そうなんだ...それもつい最近、その時は僕は街に居なかったから難を逃れたんだけど、ここにいた人達は全員連れてかれちゃった...」


カジナ「...てことは...!」


サンク「...ココミ達も連れ去られた可能性が高い」


ベスト「厄介なことになっちまったな...」


パイヤー「他に仲間がいるのか? ...無理にとは言わないけど、協力してほしいんだ」


ベスト「協力はする、仲間が連れ去られていようがいまいがな」


パイヤー「ありがとう! 君たち、名前は?」


カジナ「俺はカジナ!」


ベスト「俺はベストだ。よろしく」


パイヤー「よろしく!」

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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