ゴーストタウン
サンク「ここが...ゴーストタウン"S.Z"か...」
ベスト「S.Zって書いて、シーズって読むんだよな? 確か」
カジナ「ああ、そうだったような...。ゼロとかココミ達はどこだ?」
すると後ろから誰かに声を掛けられた。
サンク「パイヤー!」
パイヤー「久しぶりだね、サンク。2人は初めまして! 僕は「P.P.P.Y」。バイヤーって呼んで?」
ベスト「サンクとパイヤーはどんな繋がりなんだ?」
サンク「まあ色々あったんだが、こないだレアノゾンってとこで知り合ったんだ」
カジナ「そんなところ行ってたのか...!」
サンク「なんでパイヤーはここにいるんだ?」
パイヤー「実は...僕の家はここにあるんだ、それで...」
サンク「どうした?」
パイヤー「ここは、10年くらい前にギーシャに支配されてるんだ...」
サンク「....聞いたことはあるかも...」
パイヤー「"キャプテン・レアズ"...。その男は"霊"を支配する...。本人には霊能力はないのに、なぜか操れるんだ...」
カジナ「キャプテン・レアズ...」
サンク「ギーシャの大幹部だな...」
パイヤー「でも、それはまだ良かったんだ...。多分、キャプテンレアズはギーシャの中ではまだいい人だったんだ...ギーシャの中では...。だから少し税が厳しくなっただけで、そこまで支障はなかった」
サンク「...じゃあなんでだ?」
パイヤー「ゼクロがレアズを殺し、大幹部の座についた...」
サンク「...なんだと」
ベスト「ゼクロって誰だ?」
サンク「さっき言ったレアノゾンでパイヤーとキングと戦った相手だ。逃げられちまったがな」
ベスト「そいつがこの街を支配しているのか?」
パイヤー「そうなんだ...それもつい最近、その時は僕は街に居なかったから難を逃れたんだけど、ここにいた人達は全員連れてかれちゃった...」
カジナ「...てことは...!」
サンク「...ココミ達も連れ去られた可能性が高い」
ベスト「厄介なことになっちまったな...」
パイヤー「他に仲間がいるのか? ...無理にとは言わないけど、協力してほしいんだ」
ベスト「協力はする、仲間が連れ去られていようがいまいがな」
パイヤー「ありがとう! 君たち、名前は?」
カジナ「俺はカジナ!」
ベスト「俺はベストだ。よろしく」
パイヤー「よろしく!」




