生か死か
体が酷く痛む。
身動きが取れない。
彼は暗がりの中絶望していた。
ー死に損なった
体を動かしていると、足元に冷たい感触が走った。
「....お前は....死ねたようだな」
かつての相棒を失ったものの、彼は命は失えなかった。
マリシテンが地中を掘った穴を這い上がり、彼は地上へ戻った。
鎧はボロボロになり、彼は半裸であった。
「したっぱ達は、今何してんだ...無事か...? サンク、ベスト、カジナ...無事で居てくれよ...」
黒虎はそこに突っ伏した。
ここで自分の命を絶つ事にしたのである
「思えば...散々だったな...ここで死ぬのも悪くねぇ...」
骨は複雑に折れ、はい上がれたのが奇跡である
「ここにいないってことは...もう決着が付いたんだろう。 見届けてはないが...結果は見れて...良かった...」
黒虎は静かに目を瞑る
ー数時間後
世界政府役人「スパメル」
「...あそこに誰か倒れていないか?」
部下「た、確かに誰か居ますね...ちょ、ちょっと見てきます...」
部下が倒れている男の元へ走っていく。
部下はその男の顔を見て驚いた。
部下「スパメルさん! こ、これって...!」
スパメル「...コイツは驚いた...なんでこんな所に...」
部下「ギーシャ幹部『黒虎』!! 噂ではギーシャを裏切ったという話もありましたが!」
スパメル「なんにせよ人を何人も殺している奴だ。連れて行け」
部下「...! 分かりました! 体が酷く損傷を受けているようですが..」
スパメル「とりあえず連れてければなんとかなるだろう。 イアポニアの調査は後だ、帰るぞ」
部下「は、はい!」




