古代歴史
ベスト「古代都市の...歴史?」
アトラス「ああ、このイアポニアの歴史、知りたいか?」
カジナ「そ、それはなんか、いい事はあるのか?」
アトラス「さぁな、お前ら"日本"は知っているか?」
ベスト「に、日本って、元の世界の国だろ...?」
カジナ「そういえば、ベストってどこの国に住んでたんだ...?」
ベスト「分からない...カジナは分かるのか?」
カジナ「いや、俺も分からない。ココミも死んだ時の記憶しか覚えてみたいだったし、多分個人に関する記憶は失ってるみたいだ...」
サンク「で、その日本がどうしたんだ?」
アトラス「ここは日本の1部だ」
ベスト「日本の1部? ど、どういうことだ?」
アトラス「今から数百年前、絶対神ゼウスが異世界から大陸の1部をここにワープさせた」
ベスト「ゼウスって、なんか聞いた事ある気がする...」
カジナ「そ、そんなことできるのか...」
サンク「ベストたちが住んでいた所の1部がここの都市ってことか?」
アトラス「ああ、その都市の名前は元々は東京と言った。そして東京は文明がとても進んでいたな。それを参考にしてアトラス大陸の文明は急激に進んで行ったんだ」
ベスト「東京も聞いたことがある...。そこに日本人はいなかったのか?」
アトラス「沢山いたさ...。 拳銃とか、警察官?とか言った役職のやつらがこっちに発砲してきたり...」
カジナ「そんときは文明が進んでなかっだだろ? どうしたんだ?」
アトラス「勿論、俺ら神が始末したさ、まあ結果的にはそれが"大罪"になったんだがな」
サンク「神が、大罪?」
アトラス「平和の神"エイレネ" そいつは神の中にも決まりを作った。そして破ったものには"亜戦の契"を交わされる」
ベスト「それって確か、ギーシャの地下施設の暗号になってたよな...」
アトラス「亜戦の契はいかなる人間、亜人を傷つけられなくなる契約だ。 そしてそれはゼウスにも掛けられた」
サンク「ゼウスが最強なんじゃないのか?」
アトラス「いや、例えゼウスでも"契"を破ることはできないんだ。そしてそこにこの世界の人間達が住み、都市へと発展した」
ベスト「でもそれが古代の話なんだろ?」
アトラス「ああ、ここが都市として使われなくなったのは大体100年くらい前だ。そこから俺たちの文明は驚くほど発展した」
サンク「文明革命ってやつだろ?」
アトラス「ああ、そうだ。俺が話せるのはここまで、お前らは仲間が違うところにいるんだろ? さっさと行ってこい」




