質と量
黒虎「くそ...次から次へと出てきやがる」
カジナ「でも一人一人の力は弱い...もう1半分はやったか...?」
ルネツァン「数えていたが今ので2532人目だ。半分は行ったな」
黒虎「一人一人やってちゃ拉致があかねぇ...なんか全体に攻撃しねぇと」
ケイン「"ヴァズ" フレイム・フィールド!!」
ケインの周りに炎が撒き散る
カジナ「うわっ、なんだこれ、あつっ!」
ケイン「"レラル" ウォーターガード!!」
ケインから出た水は、カジナ達を炎から守る
カジナ「す、すげぇなケイン...」
メイン「いつの間にそんなに成長してたのね...」
ケイン「今ので、100人はやったか?」
ルネツァン「いや、500人はやったぞ...。なかなかやるじゃねぇか」
ケイン「へっ、お前はなんも活躍してないけどな!」
ルネツァン「黙れ、俺の能力は単体攻撃なんだ」
カジナ「ケイン、今のって何回もできるか?」
ケイン「ああ...。やろうと思えばできるけど、その、阿修羅ってやつと戦うんだったら、体力は残しておかないと...」
カジナ「阿修羅は俺たちがやるよ! この戦況を乗り越えられるのはケインだけだ! やってくれないか?」
ケイン「そう頼まれちゃ断ることはできないな...」
ケインは再びフレイム・フィールドを展開する
メイン「カジナさん、ケイン、すごく体力を消耗してる...」
ルネツァン「あの調子じゃもってあと3回。それで倒しきれるか?」
カジナ「ケインに限界がきたら、後は俺たちでやるしかない」
ケイン「心配しないでくれ...。調子が狂う...」
ーーーー
ショック「お前ら、そんなもんなのかぁ?」
ショックは多少の火傷は負っているものの、ピンピンしていた。
ベスト「"大天使"烏丸!!」
ベストの魔剣が黒光りする。
ベスト「"斬"!!」
そのままベストはショックに向けて剣を突き刺す。
ショック「ぐふっ...!」
サンク「...!」
ルビー「...」
ココミ「た、倒したのかしら」
ルビー「いや、まだっぽいな...」
ショック「ぐ、ふふふ、ふふふふふ...。想像してるよりはやるようだな...」
ショックは不敵な笑みを浮かべる
ショック「このMr.ショックの名にかけて、負ける訳には行かんので...ぐふふふふふ"波動砲"!!」
ショックがかざした手のひらから、ビームのようなものが放たれる
そのビームのようなものは、想像以上に強力で、貫かれたベストは一瞬にして意識を失った。
サンク「ベスト!!」
ルビー「波動砲...か...」




