表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
6章 修羅の島 ガコク
165/288

"質"(ベスト、ココミ、サンク、ルビー)


ベスト「ここって...どこだ?」


サンク「俺たちは阿修羅とかいうやつに飛ばされたっぽいな」


ベスト「いや、阿修羅の近くにいた"スチューベン"ってやつの能力だと思う」


ココミ「スチューベンって...誰だっけ?」


ベスト「案内してくれた人だ」


ココミ「あの、紳士的な?」


ベスト「ああ、そうだ」


ルビー「おいおい、そんな無駄話してる場合じゃないんじゃねーか?」


サンク「それもそうだな...出口を探そう...」


サンクが腰を上げた時、遠くから声が聞こえた


???「おいおい、この"質の間"に来て生き延びようってのか?」


ベスト「...?」


サンク「誰だてめぇ」


???「俺は"Mr.ショック"。質の間、責任者だ」


ココミ「不思議な名前ね」


ショック「おいそこのアマ、今なんつった?」


ココミ「不思議な名前だって言っただけよ」


ショック「ウルァ!!」


ショックの手から何か、衝撃波のようなものが放たれる


ベスト「ココミ、危ないっ!」


ベストがココミを庇って衝撃波を受ける。


ベスト「...なるほどな...。波動使いってわけか...」


ショック「"波動の王"Mr.ショックとは俺の事ォ!! この質の間に来たからには覚悟しやがれ!!」


サンク「"ワンシュ"!!」


サンクの後ろから大きな腕のようなものが現れる


ショック「"波動壁"」


それをすかさずショックは波動でガードする


ベスト「波動でそんなこともできるのか...」


ルビー「サンクの野郎、いつそんな技を使えるようになったんだ?」


サンク「前から少しはできていたんがな...。本当は魔獣の全身を召喚したいんだが...体の1部じゃかっこ悪いからな..」


ルビー「ナッハッハッ! まぁそんなところだと思ったぜ! "酒乱華"!!」


酒のようなものがそこら中に飛び散る


ルビー「お前ら、その周りには近付くな!」


ショック「小賢しい真似しやがって、よく分からんが...」


ルビーがそこにマッチで火をつける


ショック「...まさか!」


たちまち火はアルコールに点火し、ショックの周りを炎が包む


ルビー「火酒銃!!」


ルビーは拳銃のようなものの先端に火をつける


ルビーが引き金を引くと、拳銃の口から火を纏った酒が発射される


ベスト「なんだありゃ...」


火は勢いを強めショックに向かって行く


ショック「あちぃ....!」


ココミ「この人...強い...!」


ショック「...だが暑いだけのこと..."波動風"!!」


波動によって起こされた風で、火は鎮火してしまう。


ルビー「どうなってんだこりゃ...」


ベスト「さっきまで燃え盛ってたのに...」


ショック「俺はお前たちとは...レベルが違ぇんで...お前らが俺に勝つのは...無理だ!」


ショックの波動によって、ベストたちは吹っ飛ばされる


ベスト「こいつ...波動が強すぎる...どうにかして、波動を打ち破らなくては...」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ