ZONE(2)
目が覚めるとサンクは、見知らぬ場所にいた
サンク「....? こ、ここはどこだ?」
???「やっと目が覚めたか、新入り」
耳元で低い声がする
サンク「!? だ、誰だ!」
???「いい反応だ、俺は元ギーシャ幹部"酒乱の"ルビーだ」
サンク「な、ギーシャだと!?」
ルビー「ほう...ギーシャを知っているのか...」
サンク「まさか、俺を罠にはめたのは....!」
ルビー「おい待て待て、俺はお前に敵意なんか持っちゃいねぇ」
サンク「...どういうことだ」
改めて見ると、男は中年特有の出た腹、明らかに臭そうな口と身なり、見る限り、囚人のような格好をしていた
ルビー「ここはな、阿修羅の罠にハマったやつがいきつく、『ZONE』ってとこだ」
サンク「ZONE?」
ルビー「ああ、まぁ、いわゆる刑務所、地下労働施設...とか、そういった類だ」
サンク「じょ、冗談じゃねぇ! 早くこっから出ねぇと!」
ルビー「諦めろ、鍵はそとから閉めてあるし、万一出れたとしても『猛犬』がいる、そしてそれをかいくぐれたとしても、またワンダーメイトがいる」
サンク「ワンダーメイトのモーゼルってやつなら倒したぞ」
ルビー「なに? ...モーゼル?」
サンク「ああ...」
ルビー「あー、そいつはワンダーメイトじゃねぇな」
サンク「な、なんでだ? 自ら名乗ってたぞ」
ルビー「モーゼルの通り名は「ほら吹き」。あいつの嘘だ」
サンク「そういうことか....。まあいい、とりあえず出たい」
???「さっきから聞いてると、しつこいやつだなぁ...」
また見知らぬ男が口を挟む
サンク「おめェは誰なんだ」
???「口も悪いし...俺は元殺意軍No.5『"泥舟"ルネツァン』だ」
サンク「殺意軍? なんでこんなところに」
ルネツァン「それを聞く? 俺もみんなと一緒で騙されたんだよ」
ルビー「面白い話だよな! 捕まったら、殺意軍も、ギーシャも、一般人も、関係ないねぇんだから!」
サンク「殺意軍って、目的はなんなんだ?」
ルネツァン「...特にないね、このままを維持するだけだ」
サンク「...へぇ、つまんねぇ組織だな」
ルネツァン「...1番重要なんだけどな...。まあ今はいい、それで、脱出するって?」
サンク「ああ! 俺はこっから出ねぇといけねぇ」
ルビー「どうやって出るかもきまってねぇのになぁ!」
サンクは魔獣を召喚してみせる
サンク「こいつを使って、脱出をするんだ....」




