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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
6章 修羅の島 ガコク
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夢見の里

「幸せの空間」に入ってから、約5時間が経った。


ベスト「お、やべ、もうこんな時間かー、そろそろ上に戻らないとな...」


ココミ「もう帰るの?」


レジュメ「ちょっとまってネ、あと1週間はいてヨ」


ベスト「い、1週間? そ、そんなにいていいのか?」


黒虎「いいじゃねえか! いてやろうぜ!」


黒虎はごつい装備をジャラジャラさせながら言う。


ケイン「おいベスト! こっちの剣屋さんすごいぞ!」


ベスト「いや1週間はさすがに長いだろ...」


カジナ「いいじゃねえか、ベスト、たまには休息も必要だ、それも長いな!」


ベスト「そ、そうか...? まあ、これも異世界ならではの楽しみだからな...。まぁ、いいか...」


メイン「とは行っても、今日はもう9時よ? そろそろお風呂に入りたいわ」


レジュメ「風呂ならあるネ、風呂、みんな入ったら、ホーコクしてネ」


黒虎「てか、どこで寝ればいいんだ?」


レジュメ「それを案内するからネ、風呂入ったら」


ベスト「まあ、とりあえず風呂にいくか!」


ーーーー1時間後


カジナ「ふぅーっ! いい湯だったな!」


ベスト「ああ、こんなにしてもらっていいのかな...?」


カジナ「まあ、そんな深く考えるなよ! ここは異世界だぜ?」


ベスト「ま、まあ、それもそうか...」


レジュメ「お、君たちもお風呂入ってきたネ、もうみんなは行っちゃったヨ」


ベスト「行っちゃったって、何処に?」


レジュメ「『夢見の里』ネ! 君たちにも案内するネ!」


そう言い、レジュメは虹がかかっている場所に案内してきた


ベスト「おお...。なんかいっぱい家があるな」


カジナ「こ、ここに泊まっていいのか?」


レジュメ「モチロンネ! 泊まりヨ!」


ベスト「す、すげぇ...なんか神秘的だな..」


ーーーーー数時間前

サンク「とは言ったものの...おれ1人で相手できるかな...」


案内人B「君も早く入ってねー」


サンクは案内人の腹を殴る。


案内人B「ほぐっ!!」


案内人C「!!」


案内人B「てめぇ...なにしやがる!!」


サンク「お前ら...さてはギーシャの遣いか?」


案内人B「ギーシャ? なんだそれは...」


サンク「えっ?」


案内人B「私たちは『阿修羅』様に遣える、高貴な民族である!!」


サンク「阿修羅?」


案内人C「愚か者め...裁きを受けよ...!」


サンク「明らかに殺意があったな...。どーせギーシャと変わらん組織だろ...。 俺がぶっ潰してやる!」


???「いい度胸だ...貴様名前は?」


サンク「人に名前を聞く時は、自分から名乗るのが常識じゃねえか?」


???「まぁそうだな...私は『モーゼル』。『ワンダーメイト』の1人だ!!」


モーゼルは背が高く、特徴的な髪型をしている男だった。


サンク「ワンダーメイト?」


モーゼル「本当は騙してから言うべきだったが...君は見抜いているようだな」


サンク「まぁな」


モーゼル「なぜそれを仲間に言わなかったのだ?」


サンク「あいつらには楽しんで欲しいからな」


モーゼル「ほう...それで、自分だけで倒せるとでも?」


サンク「ああ..!」


モーゼル「シャシャシャシャシャ! 笑わせるでない!」


サンク「なんだとこのアフロ!」


モーゼル「これはもともとの髪質である! もうキレた! 殺してやるぅ!」



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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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