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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
5章 3部 アルマテイアの戦い
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激動の文化祭(3)

ーーーー殺意軍サイド


???「ギーシャは目的を見失っている...」


ヨーシロー「...まぁ、見失っていなくても、これくらいはするんじゃかいか?」


フラダル「文化祭襲撃...容赦ねえなぁ...」


ケミーク「み、皆さん! 止めないんですか!」


ヨーシロー「うーん、でもこれ止めたらなぁ...」


???「これからは自由行動だ。助けたいやつは助けろ、ギーシャに加勢したいやつは加勢しろ」


ヨーシロー「もー、助けたのにめっちゃ指示しますやん、ジゼルさん。」


ジゼル「なにか文句があるのか?」


ヨーシロー「い、いや何も...。じゃ、屋台でも行くかねぃ」


フラダル「もう屋台なんかやってないっすよー」


ケミーク「.......」


ーーーーベストサイド


ベスト(フゥー、スッキリしたー、全く、急に腹が痛くなるからどうなるかと...ん?)


ベストはトイレから出てすぐ気がついた。


ベスト(なんか様子が変だな...。何かあったのか?)


周りを見渡してみても、人はいない。


ベスト(あれ...文化祭が終わる時間なんてあったっけな、まだ夕方6時ぐらいなのに)


(...ん?)


ベストは1人、人を見つけた


ベスト「おーい、そこの人ー、ここらへん何かあったのか?」


見知らぬ男「...ほぉ、ちょっとは骨があるやつがいるじゃないか」


ベスト「は?」


見知らぬ男「先程の惨劇を見ても怯まぬとは...。我が名はセンプ、ギーシャ戦闘員じゃあ!」


ベスト「!? ギーシャか...。クソ、なんか嫌な予感はしたが...」


センプ「ほう? ギーシャの恐ろしさを少しは知っているようだな...。ぶっ倒してやる!」


ベスト「クッ、魔剣召喚! ロング丸!」


センプ「ヌメルハンド!」


センプの手の見た目が、少し変わる。

表面にはヌルッとした液体のようなものが滴っている。


ベスト「"天狗" ノビゴロシ!」


ベストの刀が伸び、センプの体を突き刺す...


センプ「キシキシキシ、俺の体は既に液状になっている...」


ベスト「なるほどな、それならー」


ベストが神通力を腕に溜める。


ベスト「ゴッド・ショット!」


ベストの腕から神通力の気弾が発射される。


そして、直撃する。


センプ「ぐ、グッハァ!!」


そしてセンプは気絶してしまった。


ベスト「な、なんだ? やけに弱いな...幹部じゃないからか...」



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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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