激動の文化祭(2)
ーーーー魔剣部サイド
モクレン「...クイラと一緒にいるやつ、只もんじゃねぇな」
マーク「ま、まあクイラと一緒にいるんだから、仲良くなれるでしょ」
ゴードン「警戒した方がいい」
マーク「ど、どういうこと?」
ゴードン「クイラに敵意が見える」
モクレン「は?」
ベスボ「何言ってんだよゴードン」
ゴードン「恐らく、俺らはあいつらの敵だ」
カーサー「お、おい何言ってんだよ」
クイラ「お待たせ、遅れちゃったね」
マーク「な、なあクイラ? その人は...誰だい?」
クイラ「この学校をぶっ潰す組織の人さ」
モクレン「テメェ、冗談つまんねーぞ?」
クイラ「モクレン、君は前から反吐が出るほど嫌いだった」
モクレン「...!」
ベスボ「お、おいクイラ!」
ステニ「何されたんだ? その男に!」
クイラ「僕は元々こうさ。どちらかというと君たちに変えられそうだった。」
モクレン「言ってる意味が分からねぇな」
クイラ「つくづくムカつく野郎たちだ。...やってくれ、ガグゼル」
ガグゼル「殺しちゃうかも知れないけど、いいのギャ?」
クイラ「当たり前だ。俺は外に行ってくる」
ガグゼル「全く、自分勝手なんだギャら...」
マーク「お、おいクイラ!」
マークがクイラを追いかけようとする。
ガグゼル「お前の相手は俺ギャ」
モクレン「テメェら...ぶち殺してやる...」
ーーーージュリムサイド
(まずいわ...。エイトとはぐれちゃった...)
ジュリムは人混みの中逃げていた。
(ここも後々襲撃がくる...みんなに教えないと!)
ジュリム「み、みんな! 逃げて!」
ジュリムは精一杯大声を出したが、周りは聞く耳を持たない。
と同時に。
「オラオラオラァ! 刺すぞォ!! ブンブン!!」
恐らくギーシャであろう男がやってきた。
「...? この感じ、ズース様から伝授された「神通力の匂い」ってやつじゃねえか!?」
(ま、まずい、見つかる)
ジュリムが少しの覚悟をした時、そのギーシャであろう男の姿は消えた。
???「今のやつ...ギーシャだよなぁ、殺しちゃったけど、いいよな....」
ジュリム(あれは...誰?)




