学校再開!
エイト「ようベスト! 久しぶりだな!」
ベスト「おおエイトか...」
エイト「? なんか元気ないな」
ベスト「いや...。なんかこれからまた学校始まると思うとちょっと憂鬱で...」
エイト「お前は勉強苦手だもんな!」
ベスト「お前よかマシだわ」
ジュリム「あなた、なにかあったの?」
ベスト「? あー、まぁぼちぼち」
ジュリム「ふーん、まあどうでもいいけど...」
ドアからベストを呼ぶ声がした。
ドシロー「おう! ベスト! ちゃんと来たんやな! またこれから寮生活やで!」
ベスト「ああ、そうだな。てか家そんな遠くないのに...」
ドシロー「まあ決まりやからな! しゃーないやろ!」
ベスト「なんでそこまで寮生活にこだわるんだ?」
ジュリム「まあ規則正しい生活を送るためね」
ベスト「...めんどくせー」
エイト「というか、そろそろ生徒会選だな!」
ベスト「ああ、そういえばそんなことあるって言ってたな」
ジュリム「やっぱりクイラ先輩よねー。なんといっても頭脳ランク1位だし」
ベスト「ちなみにそれってどこで見れるんだ?」
ジュリム「知らないの? いつも学園内の電光掲示板に書いてあるわよ、ちなみにあなたは74位」
ベスト「学年の生徒は200人くらいだったよな。まあ、ぼちぼちか」
エイト「ヤコン先輩とは、喋ったことあるから入れたいな!」
ジュリム「やめときなー、あの人確かに魔術ランクは1位だけど、頭は悪いからね」
ベスト「モクレンはどうなんだ?」
ジュリム「あー、あの人はいつもヤコン先輩と張り合ってるから、同じようなもんでしょ」
ベスト「ちなみにモクレンはどんくらいの順位なんだ?」
ジュリム「えっと格闘1位ね。でも魔術は5位、頭脳は8位」
ベスト「他の2人の残りの順位は?」
ジュリム「えっと、クイラ先輩が格闘3位、魔術2位、頭脳1位」
エイト「ヤコン先輩は格闘5位、魔術1位、頭脳11位だよな!」
ベスト「へー、じゃあもうほとんどクイラ先輩かー」
ドタドタと教室に生徒が入ってくる。
男子生徒「ク、クイラが生徒会長候補を辞退したって!!」
ジュリム「!?」
エイト「なんだって!」
ベスト「じゃあ生徒会長はあの二人からってことか...!」




