ギーシャ、怒る
ウルボロス「どういうことだ!!!」
アイオロス「いきなり怒鳴り散らすなんて、下品だなぁ...」
ウルボロス「黙れ!! おいレイビック、お前、幹部を派遣したって言ってたよな!!」
レイビック「そうだけど?」
ウルボロス「伸びしろがあるバイエン、帰ってきたのか?」
レイビック「あー、やられたっぽいわね〜」
ウルボロス「...!! やっぱりか!!」
アイオロス「でもそっちのダガル?だっけ分裂する子も帰ってきてないよね〜」
ウルボロス「...。あいつらは、世界政府に連行された...」
レアズ「でもその代わり大きな戦力が手に入っただろ」
ウルボロス「ゼクロか...あいつは俺はまだ信頼してないがな...」
アイオロス「でも戦力で言ったら幹部級だよねえ。もしかしたらもっと上もあるかも!」
ウルボロス「あいつが大幹部だと? そんなの無理に決まってるだろ」
アイオロス「そうかなあ」
ジビリ「...あと、ニライカナイ学園との関わりもなくなったらしい...」
ウルボロス「どうしてだ?」
ジビリ「関わりっていうか、教師の不祥事で、そのまま潰れちゃったと...」
ウルボロス「ハァ?? その話、数日前のことだろ? そんなすぐ廃校になるわけあるか!」
ジビリ「それが、雷電ってのは学園長が推薦して入った教師で、しかも1番強い波格部の顧問でして...」
ウルボロス「でもそれだけだろう」
ジビリ「いえ、それであの...殺意軍が、襲撃を...」
その瞬間、ギーシャ大幹部らの空気が固まる。
ウルボロス「殺意...軍!?」
レアズ「潰れたんじゃなかったのか!?」
ジビリ「恐らく、殺意軍は、完全復活したかと....」




