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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
5章 2部 各々の修行編
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獣にも人にも

ココミ「カジナ、いつまで続ける気?」


カジナ「強くなるまでずっとだ! それか腕が折れるまで!」


薄暗い森にガコン、ガコンと地鳴りのような音が響く。


ココミ「もう、いざとなった時に腕が痛いってなったらどうするのよ」


カジナ「いいんだよ、多分今はそんな事ないから」


そんな話をしていると、遠くから声が聞こえた。


カジナ「この声...、黒虎か」


黒虎「結構遠くまでいってんだな。ちょっと2人とも来てくれ」


そう言って黒虎は2人に薬品を見せた。


黒虎「こっちがカジナ、こっちがココミ、俺も詳しくは分かんないだが、飲んでみろ」


カジナ「飲めるか! 誰のクスリだこれ!」


黒虎「そう言うなって、カツラってやつのだよ」


ココミ「あー、カツラさんがねー、」


黒虎「とりあえず飲んでみろ」


2人はカツラの名前を聞いて安心したのか飲み始めた。


カジナココミ「ん゛っっ!!!!」


黒虎「お、おいどうした! 毒か!?」


カジナ「んぐぐぐぐ」


ココミ「ぐげげげげ」


黒虎「最悪だ油断したっ! あのジジイめ...!」


黒虎がカツラのことを怪しく思っていたところ、2人は光に包まれた


黒虎「こ、これは...」


光がなくなり、カジナとココミの姿が見えるようになった。


2人の姿はさっきまでとかけ離れた姿になった。


カジナは身長がくまの時とくらべて低くなり、小柄になった。

だが腕、足にはクマのような爪、体毛が生えていた。


ココミは人型になっていた。

しかし背中からは羽が生え、いまにも、飛んでいきそうだった。


これが後に言う、獣人の誕生である。

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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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