研究ー獣人について
時はベストがアルマテイア学園に入学したころまで遡る
カツラ「サンクくん曰く、獣人ってのは存在しないらしいんじゃ」
レイ「獣人とか...ちょっとかっこいいのに、残念ですね」
カツラ「それなんじゃが...。確か今はカジナくんと、ココミくんが動物じゃよな?」
レイ「はい...ベストはもう人になったとか」
カツラ「きっと身体が獣のままだと不便じゃ」
レイ「確かに...でもクマだからいい事とか、鳥だからいい事とかも結構あるんじゃないですか?」
カツラ「そこでじゃ、レイ!」
レイ「?」
カツラ「わしらで獣人を作ろうではないか!」
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時は現在。
黒虎「うーん、豚小屋に行ってもこれといった情報は掴めなかったな...」
したっぱA「その、リタリアってやつもどっかに脱走したって言ってましたもんね」
したっぱB「でも脱走したってことはまだ可能性はありますよ!」
黒虎「まあ、別にいいか...。」
したっぱC「黒虎様、あれが「クライアントβ」じゃないですか?」
黒虎「あれだな、ちょっと寄るか」
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カツラ「おお...。ベストから話は聞いていたが、こんな大男達が来るとは...」
黒虎「すまねぇな。 で、なんで俺らはここに来させられたんだ?」
カツラ「ちょっと渡したい物があってな....」
黒虎「渡したいもの?」
カツラ「カジナと、ココミの調子はどうじゃ?」
黒虎「あいつらは、別に普通だと思うぜ。拠点にあんま帰ってないからわかんないけど」
カツラ「そうか、じゃあその2人にこれを渡して欲しいんじゃ」
そう言ってカツラは黒虎に薬品を2つ渡した。
カツラ「茶色っぽい方がカジナ。白っぽいほうがココミじゃ」
黒虎「なんのクスリなんだ...?」
カツラ「内緒じゃ」
カツラはにやりとする
黒虎「おい、そんなことないだろうけど毒とか入ってないよな...」
カツラ「当たり前じゃ! とりあえず気になるんじゃったら飲ましてみい!」
黒虎「分かったよ...。じゃあ久しぶりに拠点に帰るか!」




