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家畜の成り上がり譚 〜異世界で俺は強くなる〜  作者: らっぺん
5章 2部 各々の修行編
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苦の国

ここは、苦の国『レアノゾン』


常人なら1週間で心が折れてしまうと言われる地獄の地。


そこに、2人の青年が訪れていた。


サンクとキングである。


サンク「ギーシャ支部から走って5時間か。思ったより早く着いたな」


キング「お前の体力は化け物じみてる。俺とチャリと同じスピードかよ...」


ギーシャ支部からおよそ100キロ。

2人はその苦の国に足を踏み入れる。


ーーーー


キング「ここはちょっとくせえな....」


サンク「死体がそこらじゅうにあるからな。しかも、廃棄業者もここには入れない」


キング「酸素濃度もめちゃ薄い...。こりゃ常人じゃ1週間も持たんだろ...」


サンク「まあここに足を踏み入れるやつは常人じゃないからな。本当に素人が何も知らず入ったら1日も持たんだろう」


キング「で、ここへ何しに来たんだっけ?」


サンク「魔獣討伐。そしてここのヌシを倒す」


キング「魔獣ってのは、サンクも召喚できるアレだろ?」


サンク「俺のは小さいが、ここの魔獣は全長5m以上あるらしい」


キング「そんなの誰が召喚してるんだ?」


サンク「だからそれが「ヌシ」だ。そいつに俺は召喚を教えてもらうつもりだ」


キング「うまくいくといいな...」


サンク「早速なにか来やがった...」


キングの背後に魔獣が襲いかかる。

キングは判断が遅れたが、なんとかサンクがキングを飛ばして、回避ができた。


キング「あぶねっ、サンキュー、サンク!」


サンク「気を抜くな、戦うぞ」


魔獣はタコのような見た目に、クマのような体毛が生えていた。


キング「超キメェ...触りたくもないけど、やるしかないか....!」


サンク「ラルク!!!」


サンクの周りにキングも見たことがない魔獣が召喚される


キング「! いつもの獣じゃない!」


サンク「魔獣フォルクだ。 キツネの魔獣」


フォルク達は魔獣に襲いかかる。

しかし、歯が立たない。


サンク「!? あいつ、柔らかそうに見えて、防御力がハンパねぇ...」


キング「硬いやつには俺の出番だな! 「キングス・ダンク」!!」


キングの2本の太い腕が魔獣の頭部に直撃する


サンク「やるじゃねえか、キング」


キング「へっ、だてに支部長やってんじゃねえんだよ」





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作者Twitter https://twitter.com/Rappen_77?s=09
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