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弱い死神に価値はありますか  作者: 神楽あまみ
19/53

3-1-1

白銀(しろがね)、町に行かない?」

 黒銀(くろがね)は開口一番、白銀を誘った。

 朝食を食べていた一同の動きがピタリと止まる。

「なによ。わたしは白銀に話してるんだから、聞き耳を立てないで。悪趣味よ」

「ご、ごめん」

 だったら、こんな所で話すなと言いたいのを我慢して沙希(さき)は謝った。せっかく黒銀から白銀に話し掛けたのに、邪魔をしてはいけないと思ったからだ。

「装備とか買わないと駄目でしょ。行かない?」

「うん、行くよ、行く。だけど呼び方はシロちゃんだよ」

「シ、シロちゃ……あう、シ、シロ! 食事が終わってしばらくしたら出掛けるから、準備しておくのよ」

 黒銀は強めに言うけれど、顔が真っ赤になっていて、照れ隠しだというのがバレバレだった。

「シロか。まあ、黒銀にしては、がんばってる方だよね」

「うん…。がんばってる…」

 沙希と杏子(あんず)が分析をしていた。その様子を見ながら卯佐(うさ)が笑う。由旬(ゆじゆん)は寝不足と気持ち悪さに苛まれ、もう飲むまいと何度目かの決心をしていた。

 それは、のどかな朝の風景だった。

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