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ある日のこと……



まだ幼さが残る少年と少女が歩いている。

二人がいる世界は何もかもが暗かった。

空は薄暗く、大地も乾き果てている。

まるで全てが死に絶えたような世界だった。

          

          ◆


突然何の前触れもなく大地が揺れる。


「来たぞ!構えろ!」

「わかった!」


二人は言葉短く意志疎通を行うと、それぞれ来るべき敵を討つ準備を始める。



少年が右手を伸ばし何かをつかむような動作を行う。

すると、両肩から通常の4~5倍ほどの黒い骨腕(・・・・)が現れ両腕を籠手のように覆っていく。


続いて少女が右手首を噛みきった(・・・・・)

すると、傷口から鮮血が溢れだし刃物の形を作っていく。

それを彼女は五つほど作り、空中に浮かばせている。


二人が構え終わった瞬間大地が真っ二つに裂け、八つの首を持つ蛇が現れる。


『キシャャャャ!』



「けっ、ヤマタノオロチってか」

「敵がなんだろうと関係ない。倒すだけ」


そうして二人は戦いに身を投じてゆくのだった。


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