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掌編小説集10 (451話~最新話)

晴れ時々

作者: 蹴沢缶九郎

散りゆく桜の花びらを少年は一人集めていた。足元に散った花びらを拾っては袋に入れ、時には袋の口を広げ、ひらりひらりと舞う花びらを袋に入れた。

ある程度花びらが集まり、袋の中の花びらを確認すると、少年は満足した様子で帰路についた。

途中、少年は何かに足をとられ転び、その拍子に袋は少年の手の届かぬ所へと落ちていった。


天使の少年が集めた桜の花びらの入った袋は雲から落下し、やがて天界の鮮やかな桜の花びらは地上に降り注いだ。


春先の暖かなある日の出来事…。

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― 新着の感想 ―
[一言] 天界の桜でしたか^^)それはそれは、地上では見事な花吹雪になったでしょう。 こちらの桜は、後1か月はかかります。(雪も残ってるし) 桜やコブシなどの、花の恋しい季節になりました。
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