正月明けのよくある問題
お久しぶりですっ♪正月、色々と忙しく執筆が滞ってしまいましたm(u_u)m
街もすっかり正月気分も抜けていつも通りの日常に戻った感じです。
正月明けというのは、とかく仕事に対する気が抜けがちですが、水商売でも同じ事が言えます。
よくあるのが新年からお店に出勤してこないというケース。
正月休みですっかりやる気が失せ、お店での嫌な記憶も相まって行きたくなくなり、『最初は1日だけ休んじゃおっ♪』という軽い気持ちから始まって結果バックレてしまう…
経験ある人もおられるでしょう。
そういう僕も勿論ありますっ♪サパーに勤めていた時の話ですが、仕事も上手くいっていたし従業員の仲も良く、不満は給料が安いくらいで特になかったのですが正月休み中、彼女と遊んでいる内にやる気がすっかり失せ結局1日も出る事無く辞めてしまいました(泣)
まぁ給料安かったので後悔はしていませんが、その他にも正月明けというのは色々な事が起こり易いのです。
これはある街の水商売を手広くやる会社の話ですが、2年程前の年末近い時期にスナックの若いママが、従業員の若い男とバックレてしまい急遽新たなお店をオープンさせる事になりました。
新しいお店のコンセプトは【美味しい料理をメインとした居酒屋系スナック】で、店長には調理師免許を持つ中年男性が抜擢されました。
その男性はあくまで料理人であって水商売の経験は無いので、女性スタッフがホローする体制でオープンしました。
オープンして暫くは料理も美味しく低料金で可愛い女のコも居るので、そこそこ繁盛していたのですが徐々に雲行きが怪しくなってきました。
ケチで有名なオーナーが経費削減の為、従業員を増やそうとせず、その男性とウェイトレス兼接客の女のコの計2人だけで営業していたのです。
料理が出来るのは当然その男性だけですから昼から明け方まで、買い出し・仕込み・調理・片付けと毎日こなさなければならず、新しい従業員が増える兆しもありませんでした。
従業員の女のコが男性を気遣い大丈夫ですか!?と聞くと、『大丈夫大丈夫っ♪』と笑顔で答えていたそうですが、正月も明けて新年始めての営業日。
夕方過ぎにお店に女のコが出勤すると、いつもはもう開いている筈のシャッターが閉まっていました。
『あれっ!?変だなぁ…』と女のコが男性に電話してみたのですが、電源が切れていて連絡が取れず、仕方なく系列店のスタッフに連絡すると…
『あぁ実は、〇〇さん店の金持って消えちゃってさぁ…家にも行ったんだけど荷物も無くて今探してるんだよね。』
女のコはいろんな意味でビックリし、その日は帰宅する事になったのです。
まぁ端から見ても長くは保たない感じですが、経費をケチったオーナーは結果、ひと月分の売上を持ち逃げされて大損する事になりました。
年末年始は色々とトラブルが起こり易いので皆さんご注意をm(u_u)m