~少年たちの革命~
とある、名門市立高校の。
とある、教室で。
少年少女は、秘密の会議をしている。
・・・・真夜中に。
「こんなのダメだ」
誰かが言った。
「僕たちにだって自由があるはずだ!」
また一人言った。
「だったら」
そこまでいって最初の誰かの声が止まった。
「だったら?」
誰かが聞き返した。
「だったらー」
最初の誰かは意を決意したように言った。
「だったら革命を起こそう。」
「かっ革命?」
誰かが聞いた。
「そう。革命。」
誰かは答える。
「どんなの?」
誰かが聞く。
「僕たちだけのルールを創る。そういう革命だ。」
「僕たちだけのルール?」
「そう。僕たちが創る、僕たちのためのルールだ。」
「そんなもの、創れるの?」
その声は不安そうだったが、微かに期待しているようでもあった。
「創れる。いや、創ってみせるんだ。」
誰かは決意するように言った。
「このままじゃダメだ。そうだろ?ならやらなきゃ。」
誰かは断言してみせた。
その後も少年少女たちの秘密の会議は続いた。
それでも少年少女たちの心のなかには「革命」という2文字が残り続けていた
「それでは、これで会議を終わります。」
結局、何も決まらなかった。
「まあ、もうやらないと思うけどねー。」
誰かは無理して明るく言った。
みんな帰ろうとした。その時、
「まって!」
誰かが呼び止めた。振り向くとそこには今まで黙っていた少女がいた。
「次、革命のための準備会議、いや 話し合いませんか?」
少女はそう提案した。
「・・・え?」
みんなは目を丸くしていた。
少女は、必死そうに言った。
「だっ だって、いっ今話していた話の中でかっ革命が一番魅力的で だからーー。」
「僕も賛成です。」
被さるように誰かが言った。
「俺も賛成だ。」「私も!」「俺も!」「うちも!」
次々にみんなが賛成していった。まるで感情が溢れ出したかのように。
結局、全員一致で革命を実行することになり、新たな話し合いが始まっていった。
これが、この少年少女達が、新たな世界を作る者達である。




