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エクソシストな俺と悪魔な彼女  作者: natunatu
1章2年生:編入編
5/80

4話:対魔獣《フェンリル》戦

4話目!戦闘回です!

さてこの世界の戦闘について説明しておこう。まず、魔法による攻撃型と支援型、魔力を使わずに聖職器による攻撃の3つに別れる。

魔法攻撃型は敵に向かって攻撃魔法を放ちダメージを与える役目、支援型は傷ついた仲間の体力回復や味方の身体強化などサポート役、聖職器による攻撃は至近距離での戦闘役だ。シオンは魔法攻撃型、俺は聖職器による至近戦闘型だ。この中の危険度を不等号で表すとこうなる…至近戦闘>魔法攻撃>魔法支援とこんな感じに…今ではもうほとんど至近戦闘する者はいない…危険すぎるからだ

こう説明している内に俺とシオンは魔獣の元へたどり着いた、もうすでに何人かの生徒が戦闘を始めている。この世界の魔獣は悪魔に乗っ取られた獣のことを指す。

「うぁーーーーーーーー!」

誰か生徒が吹っ飛ばされた様だ

「シオン!」

「了解!世の闇の力よ…我の元に集まりたまえ!…行けっ!ダークボール!」

シオンの手から禍々しく黒い玉が魔獣に向かって飛んで行った

『ウォッ⁈』

よし一瞬だけ怯んだ!

「ケガしてる奴は今すぐ下がれ!」

俺はそう叫び腰にさしてある2本の刀…これこそ俺の聖職器、聖刀「百花」と聖刀「繚乱」だ

「如月さん!」「カズヤ!」

フィリアとリックも戦闘に加わっていた見たいだ

「フィリア!リック!無事か⁈」

「私達ははなんとか大丈夫です…でも他の生徒はかなりのダメージをおってます」

「チッ!来るのが遅かったかっ…!2人はケガしてる生徒の回収を頼む!シオンは援護してくれ!」

「カズヤ!りょーかいだよ!」

と言って俺が魔獣…どうやら今回の媒体はフェンリルらしい…

「ちょっ⁈ま、待てっ!カズヤお前の魔力ランクは⁈」

「ん?そんなもんEランクに決まってるだろっ!」

「む、無理です!如月さんフェンリルは魔獣じゃなくてもDランク…魔獣となればCランクですよっ!」

2人の忠告がカズヤに降り注ぐ

「いいから黙って見てろよ…魔力値だけが全てじゃないって事を見せてやる!」

と言いながら2本の刀を構え走っていく

「お、おいっ!」

「とりあえずっ♪あいつはカズヤと私に任せてフィリアとリックは負傷者の救出ね♪」

と言いシオンも戦闘体制に入る

「あ、あんな細い剣じゃむ、無理ですよっ!」

「そうだぜ!あんなのじゃフェンリルの攻撃ですぐに砕けちまう!」

「あーもう!うるさいっ!いいからやってよ!カズヤを誰だと思ってるの⁈カズヤはね今まで一生懸命トレーニングして自分の足りない魔力を補ってきたの!一回もカズヤの戦闘見てないのにそんなこと言わないでっ!」

ついにシオンが切れた…

「「…………」」

2人は黙ってしまった…

「…わ、わかりました…如月さんを私は信じます…」

「あぁ、俺もだ…ただし死にやがったら許さねぇからな!」

2人はそう言い残し救出へ向かった

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

そのころカズヤは…

「はぁっ!よっ!オラァ!」

Cランク相手に圧倒していた

『ウォォォ!』

フェンリルの咆哮だ…

「うるせぇ….なっ!」

カズヤの斬撃がフェンリルの右腕を切り裂いた

『ウォッ⁉︎』

痛みで苦痛の声をだすフェンリル…

「あとちょっとだな!」

と思いトドメを刺しに行こうとした時だった…!

「か、かかか風よ!私の元に集まりたまえ…!う、ウィンドスラッシュ!」

何処かからか詠唱が聞こえ風の刃がフェンリルに襲いかかる…が、魔力値が弱いのかフェンリルの硬い毛皮に弾かれる

『?…ウォォォォォ!』

そう叫びフェンリルは標的を俺から攻撃を放った女の子へ変えそっちに向かって走り出した

「えっ?い、いやっ!」

女の子は恐怖からか、足が動かず立ちすくんでいる

「逃げろっ!早く!」

と言いながら俺は女の子の元へ全力で駆ける…が一足先にフェンリルが女の子の元へ到着してしまう

『ウォォォォォ!』

と勝利の雄叫びを上げながらまだ使える左腕を振り上げた

「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

無残にもその手は振り下ろされた…周りで見ていた者達もめをそらしてしまう…

「え?わ、私し、死んでな、ない?」

が女の子は無事だった

「ゴホッ⁉︎」

そうギリギリカズヤが女の子とフェンリルの間に身体をいれることができた…がカズヤの背中にはフェンリルの爪痕がクッキリとつき血がダラダラと流れ出ている

「だ、大丈夫だったか…?」

「え?あっは、はい!」

「…そ、そうか…下がってろ…」

と言い立つのもやっとなカズヤは女の子を後ろに下げた

「…ッ!ちっとダメージがでかいな…一撃で決めるしかないか…」

と言いカズヤは2本の刀を鞘に収める

『ウォォォォォォ!』

フェンリルが再びこちらに向かって突進してくる

「…如月流…抜刀術…1の型…」

といい刀を逆手にもち腰を低く落とした

フェンリルが目の前まできた

「閃光一波!!!!」

逆手から繰り出させる刃はフェンリルにジャストミートした

『…ウ…ォ…』

フェンリルは身体を半分に割かれ絶命した

「…やったか…グッ⁈ちょっと無理しすぎたかな…」

と言ってカズヤはそのまま意識を失った…


読んでいただきありがとうございました!

出てきた女の子はこの後も出てきます!

戦闘描写難しいですね…

感想等ありましたらよろしくお願いします!

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