3話:魔力査定
お待たせしました!3話目です!
俺、如月カズヤの朝は早い…
いつも朝4時に起きそこから10kmぐらい走るその後筋トレ各種をこなして行く…
いつもは…そういつもは…
今朝に至ってはできていない。理由は簡単だ
シオンが俺を抱き枕にして寝ているからだ…おかけで時刻は6:00…
「はぁ〜〜〜…
できなかった…トレーニングできなかったよ…」
「…zzzZZZ」
シオンはこの有様である。何度か外そうと思ったが予想以上の力で外せなかった…
「…腹減った…」
いつも朝食は6:00過ぎなのでもう俺的には限界だ…
「シオン、そろそろ起きてくれ…俺、腹減って死にそうだから」
「…んー!もうあさぁ?あれぇ?ここはぁどこぉ?」
こりゃ完全に寝ぼけてるな…
「い・い・か・ら・お・き・ろ!」
今度は少し強めに言ってみる
「はわぁっ⁈あ、あれ?カズヤ?
あぁ〜そっか私…///」
なぜ照れるぅっっっっ!
「い、いやなにもしてないからね!」
「もぉ〜カズヤのイ・ケ・ズ♡」
だぁぁぁぁぁぁぁ!…もうほっとこ…
俺はそう思いシオンを無視して部屋をでて行こうとする
「あ、カズヤ待ってよ〜〜!」
慌てて追いかけてくるシオン…
そして俺たちは食堂へ向かった
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○食堂に着き俺はパンとスープとサラダを頼みシオンはと言うと…なんと朝からスパゲッティにピザ、グラタンを食べている…ここの食堂あさからよくそんなもん作れるな…
「ほぉいひぃ〜!」
「シオン、口にもの入れたまま喋らない」
「ほぉ〜い!」
2人で仲良くのんびりと朝食をとっていると
「あれ?君たち見ない顔だね!新1年生?」
となんかお調子者そうな男が1人話しかけてきた
「いや、俺達今年から2年生に編入することになってる」
「ヘぇ〜そうなんだ!じゃあ俺っちと同じ学年じゃん!あ、俺リック!リック・ヘルストア!よろしくな!」
「俺は如月カズヤだ。
よろしくな」
「私はシオンだよ!よろしくね!リック!」
「おう!で、2人はなんだ?これか?」
「リックわかっ….「違うからっ!断じて違うからっ!」むぅー!カズヤっ!なんで邪魔するの⁈」
「初対面の人に変なこと言うな!」
俺達はリックを無視し揉めていた…
「な、なんなんだよお前ら…」
その後すっかり意気投合した俺らは午前中お互いのことについて話した
「おっと俺らそろそろ魔力査定だわ」
「おっそうか!いい結果だといいな!」
「カズヤ!早くしないと遅れるよ!」
「うわぁっ!ちょっシオン引っ張るな!リックまたな!今度俺の部屋にでも遊びにこいよ!」
「おう!行かせて貰うぜ!」
俺はシオンに引っ張られながらその場を後にした
しばらく引きずられようやく到着
「ぜーはー…ぜーはー…」
「これくらいで息切れるなんて…ハァ…カズヤもまだまだだね」
….誰のせいだ….誰の…
「来ましたね。私は研究部主任アーシャ・ノット。早速だけど魔力を計らせてもらうわよ」
「うぅー!私の魔力はどれぐらいだろっ?」
いや、シオンはSランク悪魔でしょ…なら普通に考えてSでしょ…
「(シオン少し抑えめでな…)」
「(わかってるって!もぉ〜カズヤは心配性だなぁ〜)」
小さい声でシオンに注意する
「まずはシオンさんから…そこの魔法陣の上に手を置いて魔力を流し込んで」
「はぁーい!」
シオンが手をおく。すると魔法陣が光出した
「ほぉ、これはすごい…シオンさんあなたの魔力はBランクです」
げっ⁉︎シオン抑えてもBなのかよ…
「やったっ♪」
シオンは喜んでいる
「Bランクは学園内でもトップクラスの魔力です。これから頑張って下さい。では次如月君こちらへ…」
俺はシオンがいた場所まで行き手を置いた…
シオンと同様に魔力を流し込む、すると同じように光だした
「はい出ました、如月君の魔力はEですね…」
「えっ?」
「Eと言うとほとんど魔力はないですね…」
ま、マジかー….Dぐらいはあると思っていたのに…
「でもこれから頑張れば魔力は増えることもありますのでがんばってください」
アーシャ博士からの激励を受けた
「ではこれで魔力測定を終わります。お疲れ様でした」
そして俺達は寮の部屋に向かった
「はぁ〜…まさかEだったなんて…」
「カズヤ、そんなに落ち込むことないよ…いざとなれば魔力の共有ができるから…ね?」
「…そうだよな…ありがとなシオン」
『ウォーーーーーーー!』
もう少しで寮と言うところで何処かからか魔獣の鳴き声がした
「シオンっ!」
「わかってるって!」
俺達は鳴き声がした方へ走って行った
読んでいただきありがとうございました!
次回戦闘ですっ!
フィリアにリック、新キャラも登場予定です!
感想等あればよろしくお願いします!