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フェロモン

作者: 韋駄天

うっとり


しっとり


きみをみつめる



きみは、すこし、


ぼくをいしきしている



てもとのファションざっしにしせんを

おとしたのとあとさきに


すこし、いらだったようにタバコにひをつけた



ふふふ、ぼくはいじわる



こえなんか、かけたげない



『ねぇ、ずるい。ひとめぼれしたわ』



ことば、などまだ、ひとこともかわしていない



なまえも、としも、まだ、なにもしらない



まわりかけた恋のルーレットに


はしりだしたくなるほど


きっと、貴女はまだ、若いひと



でも、ぼくは、こえなんか、かけたげない



おとこ、ずるい(怒)と貴女は


スマホにいみもなく、かじりつく



このカフェで、いちど、ぼくは、席をはずす



にど、はずす



あれ、まだ、貴女はその席にいるの(笑)



『おんなのこから、声はかけないの』



かたくななルールが貴女にはありますね



さぁ、いじわるなぼくは、さんどめの席はずしをしますよ。タバコがきれたのをあなたは、目視して知っています。あぶないルーレットに、懸けてはいけません


わかりました、ぼくの根負けです


あと2本、メントールをくゆらせたら


ぼくのいじわるはおわります…


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