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こうして転職した

「ここが冒険者協会よ。」


ミャーコさんに3階建ての建物に案内される。


「転職はあそこの、左端のNPCがそうよ。」


左端ね。OK。


「じゃ、サクっと転職してくるわ。」


「いってらっしゃい。」


左端のNPCの前に立つ。


『ようこそ。私に用があるということは転職ですね?』


「転職するにはどうしたらいい?」


『貴方が可能な転職先はこちらです。』


【戦士】

主に剣系スキル、斧系スキルを覚える。

片手剣を装備すれば盾も装備できる。

攻撃型。


【魔術師】

主に攻撃魔法系スキル、杖系スキル、本系スキルを覚える。

攻撃・支援型。


【僧侶】

主に回復魔法系スキル、杖系スキル、本系スキルを覚える。

回復・支援型。


【盗賊】

主に剣系スキル、短剣系スキル、罠系スキルを覚える。

攻撃・支援型。


【拳士】

主に格闘系スキルを覚える。

攻撃型。


【弓兵】

主に弓系スキルを覚える。

攻撃・支援型。


【召喚士】

主に召喚魔法系スキル、本系スキルを覚える。

万能型。


7つか・・・

基本に忠実に戦士にするか

万能の召喚士か。


「召喚士で。」


『貴方が可能な転職先はこちらです。』


いや、だから


「召喚士で。」


『貴方が可能な転職先はこちらです。』


だ~か~ら~


「召喚士だつってんだろ!!」


『貴方が可能な転職先はこちらです。』


「言い忘れてたけど、なりたいジョブに触って。

Yes、NoがでたらYesを触ったらなれるわよ。」


笑いをこらえながら、ミャーコさんが教えてくれる。

そういうことは先に言ってよ・・・

そう思いつつ、召喚士を選ぶ。


『貴方は召喚士になりました。』


と同時に、

ピロリ~ン


【召喚士Lv1になった。】

【召喚:火霊 を覚えた】

【召喚:水霊 を覚えた】

【召喚:風霊 を覚えた】

【召喚:土霊 を覚えた】

【召喚:光霊 を覚えた】

【召喚:闇霊 を覚えた】

【召喚解除 を覚えた】


まだ、笑いをこらえてるミャーコさんの元に行き

声をかける。


「転職できたよ。」


「ごめんね、言うのを忘れてたわ。

それにしても、面白そうなの選んだわね。」


「万能型らしいしね。一気にスキル?を7つ覚えたし。」


「え?本当に?」


「うん、【召喚:火霊】と・・・」


そこまで言うと、俺の左耳辺りに小さな火が灯る。


「うわっ!!」


「スキルが発動しただけよ。

この子が火霊なのね。」


ミャーコさんの言葉を肯定するように、火の玉が上下にフワフワと動く。


「あと、【召喚:水霊】」


今度は俺の右耳辺りに水の塊が現れる。


「・・・とりあえず、火・水・風・土・光・闇の霊召喚と召喚解除を覚えた。」


「消費MPはどれくらいなのかしら?」


その言葉に、俺は


「どうやって確認したらいいんだろ?」


「ステータス見ればいいじゃない。」


「そりゃそうだ。

【ステータス・オープン】」


確認すると、


名前:ユウ

種族:???  職業:召喚士Lv1  称号:なし

Lv:05 

HP:35/35 MP:15/35

攻撃:物理/魔法:09/07

防御:物理/魔法:08/08

体力:15  魔力:15

腕力:15  知力:15

魅力:15  敏捷:15  残りPP22


名前:NoName

種族:火霊  職業:召喚獣  称号:なし

Lv:01 

HP:27/27 MP:27/27

攻撃:物理/魔法:07/06

防御:物理/魔法:06/06

体力:13  魔力:13

腕力:14  知力:13

魅力:13  敏捷:13


名前:NoName

種族:水霊  職業:召喚獣  称号:なし

Lv:01 

HP:27/27 MP:27/27

攻撃:物理/魔法:06/06

防御:物理/魔法:06/07

体力:13  魔力:13

腕力:13  知力:13

魅力:14  敏捷:13


相変わらず種族が?だ。

これは期待してもいいですよね?

むしろ、期待するべきだ。


それにしても、召喚獣・・・

俺と大差無いステータスだな。

俺よりLv低いのに。


「PPって何?」


「PPはプレイヤーポイントの略よ。

ステータスを上げるポイントね。」


「ふんふん。」


「体力を2倍した数値にプレイヤーLvを足した数値がHP。

これが0になると、戦闘不能になるわ。

戦闘不能になってから、3分以内に蘇生系スキルか蘇生アイテムを使われなければ

勝手に最後に居た街に戻るの。

これを利用して街から遠いマップから街に戻ることを『死に戻る』と言うわね。

特にペナルティはないわ。」


「ほうほう。」


「魔力を2倍した数値にプレイヤーLvを足した数値がMP。

こっちは0になっても戦闘不能にならないけど、スキルが使えなくなるわね。」


「それから?」


「腕力は物理攻撃力と装備品の重さに関係するわ。

大きいほど物理ダメージが上がったり、重い物を装備をすることができるの。

要するに、物理項目に関係したステータスね。」


「他は?」


「知力は魔法攻撃力に関係するわ。

大きいほど魔法ダメージが上がるわよ。

魅力は魔法防御力。

大きいほど受ける魔法ダメージが軽減されるの。

敏捷は命中率。

物理攻撃でも、魔法攻撃でも敏捷が高いほど当たりやすいの。

上げる時は、PPに触ってから上げたい項目に触って。」


そうなると、火霊が腕力が高いから物理攻撃が高い、

水霊は魅力が高いから魔法防御が優秀ってことか。


「それにしても、召喚士ね・・・

あたしの時は選択に出なかったわ。

ステータスが足りてなかったのかしら。」


「そうかもね。」


ビギナーの俺には何とも言えない。

種族が?なのが条件かもしれないが。


「とりあえず、狩場に行くとするよ。

アイツを驚かせたやりたいし。」


「召喚士の戦い方っていうのも見てみたいし、

あたしも一緒に行っていい?」


「いいよ。というより、むしろ連れて行って欲しい。」

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