こうしてゲームが始まった
【キャラクターメイキング】
Q.あなたの性別は?
男< 女
Q.あなたの好きな色は?
(種族を決定します)
赤< 橙 黄 緑 青 藍 紫 白 黒
Q.あなたの攻撃範囲は?
近距離 中距離< 遠距離
Q.あなたの攻撃タイプは?
物理のみ 物理多め 物理・魔術< 魔術多め 魔術のみ
Q.あなたのキャラクターネームは?
(同じ種族で他のプレイヤーが使用している場合、使用できません)
ユウ
Q.これでよろしいですか?
Yes< No
・・・キャラクターメイキング終了。
質問が終わり、キャラ作成も終わったところで
画面が切り替わる。
教会っぽい雰囲気の場所だ。
急に現れた爺さんが語りかけてきた。
『ようこそ、冒険者殿。
ここは赤きヒューマンの国ギキセの首都トレッカース。』
赤の国は人間の国か。
『ここでは何をするも自由。
魔物を倒す者、
物を作る者、
未開の地を探す者。
ここで汝の望むままに動きなさい。』
望むままって、制限はないのか?
犯罪とまではいかんが、迷惑行為くらいはあるだろうに。
『とはいえ、罪を犯せば裁かれよう。
くれぐれも、他人に迷惑をかけないようにするのじゃぞ。』
まぁ、そりゃそうだわな。
どの程度から迷惑になるのかしらんが。
『まずは、説明から始めよう。
【ステータス・オープン】と唱えよ。
さすれば、汝のステータスが見られる。』
ポーンという気の抜ける音とともに、
ウィンドウが現れる。
<チュートリアル/ステータス確認>
【ステータス・オープン】と口に出すことで
貴方のステータスが表示されます。
ステータスは貴方以外のプレイヤーには見えません。
確認してみましょう。
「ステータス・オープン。」
名前:ユウ
種族:??? 職業:ノービスLv1 称号:なし
Lv:01
HP:31/31 MP:31/31
攻撃:09 魔攻:07
防御:08 魔防:08
体力:15 魔力:15
腕力:15 知力:15
魅力:15 敏捷:15
種族??? って何なんだ?
これって、まさか・・・
噂の10種類目?
『確認できたのであれば、閉じたい場合は
【ステータス・クローズ】と唱えるがよい。』
「ステータス・クローズ。」
隠し種族になったかもしれない。
そんな期待に興奮しながらステータスを閉じる。
『ステータスについて説明は必要かな?
YesかNoのどちらかに触れるがよい。』
目の前に新しいウィンドウが展開される。
<チュートリアル/項目確認>
【説明を聞きますか? Yes No】
修に聞くか、調べりゃいいか。Noで。
『今、汝はノービスという職に就いている。
プレイヤーのLvが5になれば、初級職に転職することができる。
その場合、職業Lvは1からとなる。』
勝手に説明が始まりやがった。
『一度転職すれば、より上級の職にしか転職できぬ。
後悔しないように転職するのじゃぞ。
さぁ、行くがよい冒険者殿。
汝が行き先に精霊の加護のあらん事を。』
その言葉と共に、再度画面が切り替わる。
画面が切り替わった時、俺は見たことのない街の噴水前に居た。
これからどうしよ?
赤:ヒューマン(人間)
橙:ビースター(獣人)
黄:バードマン(鳥人)
緑:フォレスター(エルフ)
青:アイアナー(ドワーフ)
藍:インセクター(蟲人)
紫:ドラグノイド(竜人)
白:スカイヤー(天人)
黒:ヘリアーズ(魔人)
が色と種族の内訳です。