43.その頃のあなたは
新しいお菓子開発中のアン&カール&リーナです
ふっふっふー、夏本番は終わったけど
コムムンたちが、冷却関係が出来るということで
アイスクリーム&シャーベットとかを
作ってみませんかーと言ってみた
なにそれって言われて哀しかったけど
当たり前だよね、ないものの名前言ってもわかりませんって
「シャーベットは氷と果汁のシャリシャリとした冷たいお菓子で
アイスクリームは牛乳と卵などのとろりとした冷たいお菓子なんです」
と言うと二人が喰いつきました
よしっお菓子作成大成功
ちなみに、かき氷もどきはおばさんたちとは数回食べたけど
すぐに融けちゃうから宿での提供には向かないし
私も学校とか冒険に行っちゃうので一番暑くていい時間にいないから
今までしなかったんだよね
だけど、学校なら有りでしょう
それに、コムムンたちがいるしね
今ならいけるーってことで
丁度みんなが集まったので提案してみて
テーブルの片隅で現在くっきんぐたーいむ★です
っていっても、コムムンたちがいるから
超絶早い、こねるつぶす混ぜるなんでもござれだから
細かいしゃりしゃりからちょっと粒の大きめの荒シャーベットもできるし
クリームも滑らか
活用方法を教えつつ現在試食タイム
厨房全員こっち来てます状態です
「ありゃぁ、学長の使役獣じゃねぇか?」
ふっと空から光が
うーん目立つ
と思ってるとぷよよんとうちの子たちが全員跳ねた
こらこら、食べ物のあるところでと思ったら
「探してる」
ってラムムンが言ったので
手を振ってみた、ラムムンに飛んでもらった
ぴゅって瞬きするぐらいで精霊ちゃんが来て
くるくると私の周りをまわって
「来て」
って何度も繰り返す
「え?」
なんかそんな緊急の用なんてないはずだけど
何なんだろう
「あら、もう?」
とリーナさんが言う
「意外と早いね、いい結果だね
はい、アンちゃん、先生がたにも持って行ってあげれば?
料理長、採用ですか?」
「当然だ、販売するに決まっている
仔細は後で決める、食堂にもばらすなよ」
「ええーっ」
それは学生さんが可哀想だと思うんだけど
というと、ぎっという音が出そうな目で睨みつけられた
「まぁまぁ、それは後できっちり決めましょうね、ね」
と、カールさんが遮ってくれたのは嬉しいけど
カールさんの最後のねっも十分怖かった・・・
ううう、あとにしよう、全部纏めて、後にしよう
精霊さんがくるくる回って早くーっていってるしね
先生がたにということで、綺麗に盛り付けされ
アイスクリームとクッキートッピングで王道にっです
ウェハースはないみたいです
ラムムンにもんぐりしていただいて、スプーンもいだたいて
いざ行ってきまーす
「良く考えるのよ~」
「評価も聞いてきてね」
二人はにこやかに見送ってくれたけど
ちょっとリーナさんの様子が違ってた
ね、ラムムン
ふよりと、揺れてラムムンも心配な色
今からのこともちょっと心配だけど
呼び出しくらうようなことはないはず、だしね
うーん・・・
ま、なるようにしかならないよね
案内された場所は、学長会議室で
ちょっと気押されしちゃう
ここ入ったのって、教師の誓約した時だしね
りっぱな場所っていうイメージ
学長室の方が、と言われそうだけど
あそこは、私にとって始まりの場所という懐かしい場所の一つだし
お風呂の際は、あそこでご利用だから
敷居は高くない
入れ、とマッチョ先生の声が聞こえたので開けて入ると
全員、勢ぞろい
うう、圧巻です
ほんと、何かあったのかな?
「いきなり呼立ててすまんかったな」
と学長先生がにこにこと言う
雰囲気は悪くない
しかし、真中にいるものが気になる
豪華な手帳みたいなものとどやぁしてるハネムン
「何してるの?ハネムン」
お仕事してるはずなのに、学校にお届け物だったのかな?
「大手柄しにきたよ、アンちゃん」
とアーヴィン先生が相変わらずきらきら度1000%な笑顔
大手柄って・・・何?
「さぁさぁ、こっちに座ってくださいね~」
とクオン先生が手招きしてくれるので
はぁ、と思いつつ座ろうと思ったら
ラムムンがみょんみょんって動いて
首筋にぴたりと冷たいものを押しあてた
「ひゃぁぅっ」
びくぅぅぅってなりましたよ
そして先生がたの注目集めたじゃないですか
大概注目されてましたけどねっ
忘れてたのは悪かったけど、ううう
「えーと、その前に一ついいですか
先程、喫茶の方で異世界のお菓子を作ってたんですが
ご試食していただけますか」
と言うと、先生がたは興味津津
ええ、今までの成果ですね
学長先生から右回りにとんとんとん、と素早く置いていく
「溶けちゃうので、早目に食べてくださいねー」
と全員そろうの待ち禁止
もぐり、と学長先生が食べて、ほぅとかおぅとかが
あわさった変な声をあげた
「こ、これは・・・」
ハネムンがほしーっていったので
ちょろっとあげてみたら、先生がたの使役獣が珍しく
ほしい、という顔、なぜ、私と思いつつ
許可をもらってあげるとおおむね好評だった
先生がたには、大好評
ほんと、みなさん甘いもの好きです
人の事は言えませんけどね
ほんと、この世界に甘いものがひろがれーなんですよ
「これは何という名前のお菓子かね?」
「アイスクリームです、あと、もうひとつシャーベットも作りましたので
詳しくは、喫茶の方から連絡があると思います」
「ほう、詳しく説明してもらってもいいかね?」
きらり、と髪の簾の奥から聞かれちゃいました
お化け先生、好きだもんね甘いの
「アイスクリームはクリーム系の滑らかで濃厚な冷菓です
シャーベットは果実系のしゃりしゃりとした触感と
さわやかなすっきりとした氷菓子なんです
今日喫茶で作ったのは、ルレン果汁のシャーベットでしたが
おいしかったですよ」
こくりと、頷かれ
うん、後で食べにいくだろう
よしっ宣伝終わり
なんか、すっごく名残惜しそうに、スプーンで残ったやつこそぐのは
やめましょう
人がいなかったら舐めます的な顔も
って使役獣がいったーっ
舐めたー、悔しそう・・・せ・・・先生
もう、私、私・・・笑っていいよね
こちらはのんきです・笑
当然ですが、ふって沸いた時間も楽しくやってます
そして、これも、感想で、温度がうんぬんといってた方いましたしよね
その時にはもう書き上がってておおっすばらすぃーとか思いましたが
黙ってました・笑
読み手さんの妄想は楽しいので、どんどん語っちゃってくださいね
だいたい先にいますので、左右されませんけど・・・




